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スズキ・グラストラッカーのインプレッション

グラストラッカー
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今(2018年6月現在)の愛車はグラストラッカー

恥ずかしながら、わたくし、いろいろなバイクに乗ってきました。
当初はレーサーレプリカのNSR250R(MC21)に乗っていて、バイクは加速が命!と思っていましたが、オフロードコースを走ってコロッとオフ車に転向。バイクは走破性が命!となり、30歳を越え、四捨五入すると40歳。いろいろと経験してきたせいか、まったり乗れるクラシック風味のバイクがいいなと思うようになったのです。

と、いうことで2016年にスズキ・グラストラッカーを購入したわけです。
理由は下記です。

  1. 2016年当時国産メーカー最安値の250ccバイク(398000円) →大蔵大臣の嫁への説得材料1
  2. 車検なしで維持費安い →嫁への説得材料2
  3. 脚付きよし(シート高750mm) →嫁も運転可能なサイズ!という説得材料3
  4. クラシックでスタンダードな外観
  5. セルスタートである 嫁でも簡単に始動できる!という説得材料4
  6. インジェクションで始動ラクラク →嫁への説得材料5
  7. オンロード車で最軽量136kg →嫁への説得材料6
  8. 当時排ガス規制強化で絶版の噂があった(実際絶版になってしまいました)

グラストラッカーのスペック

*スズキのサイトからコピペです。まずかったらすみません……。

型式 JBK-NJ4DA
全長 / 全幅 / 全高 2,050mm / 900mm / 1,130mm
軸間距離 / 最低地上高 1,325mm / 160mm
シート高 750mm
装備重量 ※2 136kg
燃料消費率 ※3 国土交通省届出値:定地燃費値 ※4 48.0km/L(60km/h)2名乗車時
最小回転半径 2.4m
エンジン型式 / 弁方式 J438・空冷・4サイクル・単気筒 / SOHC・2バルブ
総排気量 249cm3
内径×行程 / 圧縮比 72.0mm×61.2mm / 9.2
最高出力 ※5 14kW〈19PS〉 / 7,500rpm
最大トルク ※5 21N・m〈2.1kgf・m〉 / 5,500rpm
燃料供給装置 フューエルインジェクションシステム
始動方式 セルフ式
点火方式 フルトランジスタ式
潤滑方式 ウェットサンプ式
潤滑油容量 1.7L
燃料タンク容量 8.4L
クラッチ形式 湿式多板コイルスプリング
変速機形式 常時噛合式5段リターン
変速比 1速 2.636
2速 1.687
3速 1.200
4速 0.952
5速 0.818
減速比(1次 / 2次) 3.238 / 2.733
フレーム形式 ダイヤモンド
キャスター / トレール 28°25′ / 107mm
ブレーキ形式(前 / 後) 油圧式シングルディスク / 機械式リーディングトレーリング
タイヤサイズ(前 / 後) 3.00-18 47S / 120/80-17M/C 61S
舵取り角左右 39°
乗車定員 2名

ノーマルのグラストラッカーのインプレッション

エンジン性能

250cc単気筒なので、低速はトルクフル、高速は苦手、という性格です。低速域はかなり力強く、信号待ちからの発進は軽くアクセルを開けてもスルスルスルと前に出てくれます。60km/hまではかなりスムーズで、車の流れもリードできるくらいです。また、走っていればどのギアからでも加速が容易なくらいトルクが厚く、初心者が乗っても安心です。が、高速域はエンジン音が目立つようになり、後述のライディングポジションも相まってかなり無理している感じになります。

*フロントスプロケットを16Tに変えたらかなり性格がかわりました。またカスタム編で。

あと利点としては、ノーマルだと排気音が静かなので犬に吠えられにくいです。田舎道だと犬が自由に歩き回ったりしていて並走されて吠えまくられることがあるので……。

乗り心地

フロント・リアサスともに硬めです。リアサスは硬さを調整可能です。が、一番柔らかくしても結構硬いです。地面の衝撃をドカドカ受けます。もうちょっとしなやかでもいいような。新車だからまだ固いのかなと思いましたが4000kmほど走ってもこの傾向は変わらずなので、これは車体価格が安いのでしょうがないと割り切るしかないところでしょうか。
ただ反面、車体は結構まっすぐに走ってくれます。高速でも意外に安定感あります。エンジンがうるさいのでミスマッチではあります。

シートはふつう。よくも悪くもない感じで、長時間乗っていると結構腰に来ます。ただシートが前後に長いため、尻の位置が色々調整できます。

走行性能

非力ですが軽いので結構ひらひらと走れます。タイヤもダンロップのTT100GP履いているので、頑張った走りもなんとかできます。が、そういうバイクでもないので、厚いトルクを生かしてのんびり走るのがいいと思います。回さない場合、エンジン音がポコポコとした音質なので牧歌的な気分で走れます。

また、中途半端に地上高があるのと脚付きが良いのと軽いので、多少の未舗装林道なら走れます。ただし、砂ボコリでフロントフェンダーやらタンクやらメッキのチェーンガードやらが真っ白になります。洗車必須。

装備

見事に何もついてないです。

特にメーター周り。スピードメーター、オドメーター、給油警告灯、ハイビーム灯のみと非常にシンプルです。タコメーターとトリップメーターなし。せめてトリップは付けてほしかったですね。安いとはいえ。

積載性はフタがすぐちぎれる工具・車検証入れがあるくらいでほぼ0。もちろんキャリアなども付いていませんが、このバイクは何もないためか逆にサイドバッグが付けやすくなっています。詳しくはカスタム編で。

ポジション

上の画像のノーマルのハンドルだと、手をまっすぐ前に出して乗る感じになります。私としてはこのポジションだと曲がるときに腰より先に手に力が入ってしまって慣れなかったです。また、バイパスなどでスピード出したとき、前傾姿勢を取りにくく風をまともに受けてしまうのも厳しかったです。ということで、カスタムして低いハンドルに替えましたがその件についてはまた別で。

取り回し

136kgしかないので非常に楽です。一度、停めたときに足元が悪くてそのままバイクが倒れかかってきたことがありましたが、なんとか支えて元に戻すことができました。軽さは正義です。力を入れずに走れるので、カーブの続く狭い山道でも楽です。

燃費

250cc単気筒でインジェクションなので35~45km/Lは走ります。タンクが8.4Lとやや少なめですが、35km/Lとしても250km強は走ってくれます。経験的に、60km前後が一番燃費が良さそうです。

まとめ

いろいろ文句はありますけれど、軽さから来る軽快感やらトルクのあるエンジン、低燃費などの良さでまあいいやとなるバイクだと思います。ただし、ネジ類は結構すぐに錆びやすいかもです。まぁ、その分安いからしょうがないですけど。

次回はカスタム編です。

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