中古でキングジム・ポメラDM10を買って加水分解面を掃除した

DM10

キングジムのポメラというモバイルツール

キングジムのポメラシリーズのリンク
基本、文庫本サイズのただ字を打つだけのツールです。
このIT時代にプリンターのついていないワープロ?と思いますが、結構な数のモデルが出ていて2018年で初代DM10から10年目と、ライター系の人々から支持を受けて続いているモバイルツールです。

人によって価値を感じるか感じないか極端に分かれる商品だと思います。
私?私はライター系ではないですがこういう小さくて機能特化したガジェットにはとても価値を感じています!

ポメラの受けている理由

  • スマホのフリックだと長い文章を打つのが厳しい
  • しかしノートパソコンだと大きすぎで重すぎる
  • さりとてミニノートパソコンのキーボードだと狭すぎるし配列が変である
  • そもそもミニノートでも重い(軽くて1kg前後)
  • ポメラはどこでもさっと開けて打てるサイズ(350~580g)
  • キーボードは大昔のThinkPadのようにキーボードが横に展開し打ちやすいモデルと、もともと横広なモデルがあり、日本語入力がきちんとできるキーボード配列になっている
  • ノートパソコンだとOS起動までに時間がかかり気が散る
  • ワープロだけなのでインターネットなどの誘惑がなく物書きに集中できる

最後の2つはよくわかります……。

最新モデルはけっこう高価

私も前述のように小さい端末が好きなのと、今このようにブログを書いているので興味があったのですが、現行のDM200、DM30は実売30000円以上ととても興味で買える値段ではなかったのでなかなか手が出ませんでした。

というわけで、中古品をオークションで物色です。
キングジムもいろいろ試行錯誤しているようで、どのモデルが最高というわけではなくモデルによってアレが良かったコレが良かったと賛否両論出ています。こういう場合はとりあえず一番安くて初期コンセプトが入っているDM10を探すことにしました。

安いなりの理由

2008年に出た最初期型のDM10であれば当時の定価26000円、現在オークションで1000円くらいでジャンクで転がっています。
ただ、ネットで情報を集めるとこのDM10、外装のラバーコーティングが加水分解でまず100%べたべたになってしまうとのこと。ラバーコートされていると手触りやマット感が心地よく高級感ある見た目になりますが、世の中うまくいかないですね。

それでも落札する

ネットで見てみると、べたべた対策はいくつか紹介されているので、それでべたべた除去するつもりで落札しました。
1000円+送料です。思った以上にサイズ小さいです。ポケットに入ります。

届いたものは確かにべたべたしていて、触るとトリモチレベルで手に残ります。バイクのヘルメットで同様のコーティングがされているものがあり同様にべたべたになるものがありますが、ここまでべたべたなのは初めてです。

べたべたへの対処方法

  • まずコップに水を入れます
  • 重曹を適当に大量にぶち込んで混ぜます
  • ほつれない布を用意します
  • 布に重曹水をつけて絞ります

後はゴシゴシとふき取り、タイミングを見て布に重曹水を漬け直して絞ってゴシゴシするだけです。
黒くて光沢のあるプラ地肌が見えるまでこそぎ落とします。
何度か乾拭きして、残ったべたつきを確認しながらテカテカのプラ面が出るまで拭いていきます。

大体30分もあれば、拭き上げ時間も含めて1台きれいにできます。

重曹掃除完了後

液晶画面下のPOMERAマークや裏側のmicroSD、USBのマーク、電池カバーロックマークやらすべてこそげ落ちます。

何もマークがなくなり、テカテカの昔のエアソフトガンのような表面になりましたが、使用上問題はありません。後はボタン電池を入れて単四電地を入れてキーボードを開き、電源スイッチを入れて起動すればOKです。

中古品とオークションの注意点

キーボードと画面が命のこの商品なので、キーボード機構がしっかりしているものを選んだ方がいいです。

  • 下記のようなキーボード中央ヒンジがありますが、これが破損しているものは避ける(写真は正常品)

    →キーボードロックが壊れているとロックできていない右側がガタガタ暴れてタイプしにくい というか無理
    →ロックが破損するほど乱暴な扱いをされている場合、その下に配線されているフラットケーブルが破損していて接触不良でタイプできないキーがある可能性がある
    *無理なやり方でキーボードを開いて、ヒンジとケーブルを破損させたのかな?

と、いうのも、今回2つ落札したのですが、1つが上記の不良ありのものだったからです。もう1個はキートップが変色しているけれど完動品。
キーボード表面は非常にきれいで注意書きシールがまだ貼られていて未使用かと思ったのですが、開くと中央ヒンジが破損していてキーボードがロックしません。またそのロックしない方のキーボードの一部の入力が展開角度により効いたり効かなかったり不安定でした。

また、通電せずという商品でしたが、電池を入れ替えると簡単に通電してラッキーでした。と思ったのもつかの間、起動パスワードがかかっていました。オージーザス。
裏面のリセットボタン+S+Tキーを押してから電源を入れると強制全リセットできるモードに入れる
ので事なきを得ました。踏んだり蹴ったりのこれはキートップと天板は非常にきれいなので、もう1個の正常可動品の部品取りとして使うことにします。

オークションだと写真でしか判断できないので、こういうモノを掴まないようにする判断は難しいですが、やっぱり安かろう悪かろうの側面が大きな世界なので、こういう場合もあるということを知っていただければです。

使用感はまた別途書きます。
ちなみに今この文章はポメラで書いています。

コメント

  1. […] 前回記事で、重曹で掃除して使えるようにしたポメラDM10のインプレッションです。 […]