この記事のもくじ
久しぶりの更新です。心に残ったZ級映画を紹介します。
映画情報
原題:PERFECT: ANDROID RISING
製作年:2012年
ジャンル:アクソン映画
監督:クリス・R・ノータライル
上映時間:81分
あらすじ(Amazonプライムビデオより)
近未来、崩壊の危機を迎えたアメリカは、ファシズムの共和国へと変貌。
その体制へ反逆する者達はレジスタンスを組織して、ゲリラ戦を繰り広げていた。
そのレジスタンスを一掃すべく、共和国側は、ヘス博士が作り上げた、高度知能を備えたターミネーター「リア」を投入。
ウソつけ!ほんとのあらすじ
本当のあらすじを書くと映画が終わってしまうので、序盤だけ。
謎の組織の女 Dr.コールが、ジェネシスという不良品の殺人アンドロイドを研究所から逃亡させる。
このジェネシス、冴えないビジネスマンみたいな風貌だがターミネーター並に強い。
逃亡後なぜかこいつは、自分の生みの親のヘス博士の家に乱入し、恋人リアを殺して去る。
そして10~20年くらい経ち、ジェネシスがどうなったかさっぱりわからないまま、ヘス博士はリアそっくりのアンドロイドを作り上げていた……。
みどころ
登場する女性陣はキレイ
謎の組織の女。Dr.コール。
博士の恋人兼アンドロイドのリア(1人2役)。
このキレイドコロのギャラのために予算を使い果たしたと思われます。
そのお金の掛け方は正解で、私が最後までなんとか観られたのはリアのおかげです。
ツッコミどころ
警備員中将
Dr.コールをゲート前で待つ、ガードマン的な中将。
中将だったらゲート前には部下を立たせておいて、自分の部屋に案内させるだろ。普通。
なんのために出てきたエージェント
ある事情で、敵に寝返ったリアを取り返すため、ミッション・インポッシブル的な凄腕っぽいエージェントが出てきます。
が、特に意味もなく退場してしまうので、この場この時に出る必要があったのかどうか?
なんかいい味が出ていたのにもったいないキャラでした。
ダメ脚本
- アメリカ分裂に至ったバックの壮大なストーリーは一体ナンなの?抵抗勢力を出す理由付け?
- 最初のジェネシスを逃した組織は何なの?
- なんで途中で時間軸を大幅に飛ばす必要があったの?
- ジェネシスを倒して終わりかと思ったけど全然出てこないね?その割には最後にワンカットジェネシスが出てくるけどどういうこと?
- 次回に続くような終わり方させて色々投げっぱなしジャーマンだよね?続編作る気ないよね?
というモヤモヤが残る作品でした。ただのアクションじゃなくて、ちょっと無常感を入れて余韻を残してやろうという狙いがズルむけです。
ジェネシスvsリアにしてドッカンバッカンやる脚本の方がそれなり(imdb 5.0点くらい)に評価されたんじゃないでしょうか。ねぇ監督。
ていうかお前監督かよ
ダメすぎて色々調べていましたところ、↓のアンドロイドのジェネシス、監督のクリス・R・ノータライルということがわかりました。
故障ではなく(映画のディレクションが)不調です。
おめーこの映画で最初と最後に自分の見せ場を作りたかっただけだろ!
リア役の人 Samantha Talbott
この映画の唯一の収穫、リアを演じていた北川景子似のこのきれいな女性。
サマンサ・タルボットさんというらしく、主にコメディエンヌをやっているそうです。
もっといい映画に出てもらいたいですね。まじで。
公式サイトがあったのでリンク貼っときます。
評価
★★☆☆☆(リアで+★1つ)
リアがいなかったら30分で↓になってました。
imdbでのこの映画の評価 1.8点
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オススメできないので、商品リンクなし
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