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腰椎椎間板ヘルニア手術を受けました
腰椎椎間板ヘルニア手術を受けました(3年ぶり3回目)
どういう病気かについては↓の淳つさんの3部作動画がわかりやすいです(勝手にリンク)。
こちらの動画、激痛が走るのが左足全体だったり、ヘルニアの突出部位が第五腰椎と仙骨の間だったり、と私と同じ症状でした。
なんで動画を見てね!というとブログが終わってしまいますので、今回は10年前の同じところの手術と今回の手術の違いについて紹介したいと思います。
とりあえず発端
なんか子供を抱っこしたり子供にタックルされたりしていると、2020年頃から足がちょっと痛くなってきました。
その後足の痛みは慢性化してきて、2022年頃には左足の坐骨神経痛で薬とコルセット、時々神経根ブロック注射を使うようになりました。
で、2023年4月末。
階段を踏み外し、左足の裏をしこたま打ち、足裏から腰まで抜けるような衝撃が走りました。翌日は問題なかったのですが、数日後のGWで北海道旅行真っ只中、車を運転していると太もも裏にガーンと殴られたような激痛が走りました。
とても運転できず、奥さんに運転変わってリタイヤ。その後左足に攣るような痛みが常に発生して寝たきりとなり、GW明けに這うように病院に行って手術をお願いしました。
これまでの椎間板ヘルニア手術履歴
- 2012年 第五腰椎/仙骨の腰椎椎間板ヘルニア除去手術
- 2020年 第三腰椎/第四腰椎の椎間板ヘルニアのヘルニコア注射
- 2023年 第五腰椎/仙骨の腰椎椎間板ヘルニア除去手術
2については、ヘルニアの場所が違うのとヘルニコア注射で1泊2日だったので今回の話からは外します。
1と3が同じ部位の手術で、術後が全然違いましたのでそこについて話していきます。
手術方法と術後の比較
手術は今回はMED法やMD法といった内視鏡を使ったものに含まれると思います。前回は多分LOVE法なのかなぁと思います。
*内視鏡を使う方法だと大きくても16mmくらいの切開で済み、体のダメージが少ないです。LOVE法だと40mmくらい切るので術後のダメージが大きいです。
で、前日に入院して、手術当日、時間の9:00になるとストレッチャーでガラガラと手術室へ運ばれます。あーなんかドラマや映画で見た天井の景色だなー、ジェイコブス・ラダーを思い出すなぁ(不吉)と思いつつ入室。
色々体にセンサーを付けられて、その後点滴から麻酔投入。我慢するぞと思うものの10秒もせず意識を失います。
起きると13:30。9:00に手術だったのでかなり長い手術でした。というのも、神経へのヘルニアの癒着がひどく、少しずつ剥がしたため時間がかかったとのことでした。先生ありがとうございました。また私の脊柱管のスペースが元来狭く、ヘルニアのような圧迫に弱いようです。
で、手術後の経過です。
今回(2023) | 前回(2012) | |
手術当日 | ・手術後すぐ歩ける ・カテーテルなし ・傷口の痛みは我慢可能 ・点滴 |
・手術後全く動けない ・尿道カテーテルあり不快度MAX ・傷口がジンジン痛んで寝られない ・点滴 |
術後1日目 | ・なんとか身の回りのことはできる ・傷口や左足の痛みがぶり返すが 鎮静剤で落ち着く ・37度ちょっとの微熱が出てくる ・点滴が取れて食事 |
↑と同じ ちなみにオムツも装着 |
術後2日目 | ・身の回りのことはできる ・傷口や左足の痛みがぶり返すが 鎮静剤で落ち着く ・37度ちょっとの微熱が続く |
・腰が重いながらも寝返りはできる ・カテーテルとおむつは取れる ・なんか痛い ・点滴 |
術後3日目 | ・傷口や左足の痛みが落ち着く ・熱が引く ・退院 |
・歩行訓練、リハビリ ・点滴が取れて食事 |
術後4日目 | — | ・歩行訓練、リハビリ |
術後5日目 | — | ・歩行訓練、リハビリ |
術後6日目 | — | ・歩行訓練、リハビリ |
術後7日目 | — | ・歩行訓練、リハビリ |
術後8日目 | — | ・退院 |
2012年当時はリハビリと術前入院含めて9日入院していましたが、今回は5日で済みました。
また術後すぐ動けるのが素晴らしく、自分でトイレや歯磨きなどできて快適でした。前回は尿道カテーテルとおむつを数日付けざるを得ず、それが色々な意味で最悪だったです。
まとめ
最近の内視鏡手術による椎間板ヘルニア手術は体と生活への影響が少ないので、治らない下肢痛がある場合は早めに手術したほうが良いと思います。
無理して長く我慢していると、神経が痛んだり、筋肉が痩せたりして、手術しても神経や筋肉の全快まで長引きます。ヘルニアにならないのが一番なのですが、なってしまったら高額医療費制度も使えるので、ぜひ!?
ちなみに今回個室だったので超快適でした。
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