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4回目の腰の手術(脊柱菅狭窄症)をしてきました

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1年ぶり4回目

またまたまたまた腰の手術をしてきました。

ついに4回目です。若いときには無茶をせず腰を大事にしときましょう!!

発端

前回の手術に際してMRIを撮ったとき、手術したS1/L5だけでなく、真ん中のL3/L4にもヘルニアがありました。それは切らずにそのままにしていたのですが、そのせいか左足小指からその上にかけて若干のしびれが残っていました。

その後の人生の謳歌時、日に日に腰が左に曲がってきた上に、寝てる体制時に痛みが出るようになりました。さらに歩くとヒザ下が痛くなり、500m置きくらいに休まないと歩けないという間欠跛行の症状も出てきていよいよ手術となりました。

入院1日目

入院日です。
手術は翌日なので病院を堪能します。去年も入院+数ヶ月前に1日検査入院しているので慣れたものです。点滴用の針を腕に刺し、22時に絶食して明日に備えます。

夜中になると病棟に爺さんの叫び声が響くのが気になりますが翌日へ。

入院2日目(手術日)

手術します。
前から袖を通すタイプの服を着て寝ているとストレッチャーに載せられて手術室へ。

今回も麻酔に耐えるぞと身構えますが10秒経たず意識がなくなります。

4時間後に自分の病室で目覚めました。
左足小指の痺れ、筋肉の痛みは消えていました。
手術でほじくった腰の部分は痛みはなし。
ぽこティンの管もついてなく快適です。

ただし呼吸用の挿管で喉が痛く声だけはガラガラです。

「痛み止めいりますか?」と言ってくる看護師さんに痛くないのでいりませんと回答しつつ、スマホをいじって今回は去年より楽だなぁなんて思って過ごしていました。

ただ夜になってから様子が変わります。
トイレに行きたいので重い腰を起こして車椅子に乗りましたが、立った途端猛烈に悪くなる気分。ここから麻酔が切れたのか、体が感覚を取り戻したのか、地獄が始まります。

ベッドに戻ると腰の傷が痛み始めます。
体の調子もなにかおかしい。体温を測ると38.6度。傷のせいで発熱しています。
痛み止めをもらって就寝しますが痛くて寝られません。

また、腰の部分にタオルなど当てて浮かせていればよかったのですが、それをしていなかったので傷がベッドに当たり痛いです。ベッドも硬めなのでより痛いです。

ゴロリゴロリと寝返りを打ってその場をしのいでいると、腹の部分に冷たいぬるりとした感触がありました。スマホのライトで照らすと赤いです。血だ!!
「ついに傷が開いた死ぬ!」と思いましてナースコール。
看護師さんが部屋の電気を付けると布団が真っ赤です。なんじゃこりゃー!殉職!とか思いましたが、寝返りすることで点滴のチューブを体に巻き込んで潰してしまい、腕の血が逆流しただけでした。笑。笑えん。

その後結局「痛い痛い~」とずっとつぶやき続け寝られぬまま一晩過ごしました。

入院3日目

やっと朝です。
腰が痛いです。
前回は3日目には自分で立ってスイスイ動いていましたが、今回は無理でした。
3日目にはシャワーなんか浴びてブログ書いて……とか手術前は思っていましたが到底無理ですので寝て過ごします。

午後になってやっと歩いてトイレに行けそうな感じです。
30分くらい逡巡し、一念発起してフラフラしながらトイレへ。動作を起こすたびに左の下半身にビリビリと電撃が走ります。
さらに右のヒザ下もビリビリするという新たな症状が出てしまいました。手術で神経の圧迫が取れたので神経がハッスルしているようです。

その後飲み物が無くなったので看護師さんに買いに行ってもらいたかったのですが、「病棟出て横の自販機で買ってください」とにべのない返事。自分で行けたら相談せんわ!
しょうがないのでバイオハザードのDANGER状態の歩き方で自販機へ向かい、四つん這いになってペットボトルを自販機から取り出してなんとか自室へ帰還しました。ひっくり返りそうになってマジで危なかったです。

で、液体を飲めるようになったので点滴が外れて食事が出るようになりましたが、食事を摂る姿勢に持って行くまでに難儀しました。上半身だけを起こせないのです。

ベッドの上に食事のテーブルを持ってきてもらい、体を起こした姿で食べようとするのですが、頭の位置がテーブルのはるか下となります。それ以上動こうとすると痛みと電撃で耐えられません。

困った看護師さんが電動ベッドの上半身部分をスイッチで起こして体を持ち上げようとしてくれたのですが、勢い良すぎ+角度がつきすぎて「いだだだだだ」状態となりました。

結局その後来た先生のアドバイスで、ベッドの横にテーブルを回し、足を下ろして食べる姿勢で落ち着きます。
上半身だけ起こすより足を下ろすほうが楽でした。

なんとか食べ終え、歯磨きをして痛みと電撃を抱えたまま寝ます。

今日も爺さんの咆哮が廊下でする……。

入院4日目

体拭きたいのに濡れタオル持ってきてくれん。去年はこまめに持ってきてくれていたのに……。

とまあ痛みと電撃は昨日よりはマシになりましたので、自販機に買いに行きます。
昨日のことがあるのでベッドまわりに車椅子などがあれば、と思い探しましたがありませんでした。点滴の時に持つ支えの棒も昨日回収されたので自立歩行するしかありません。歩くと完全にゾンビです。
オレンジジュースとコーヒー買って久しぶりの濃い味に一瞬で飲み干しました。

午後に診察に来た先生に「先生、退院がしたいです」というと次の日退院OKもらえたので手続きをしました。

夜には相変わらず38度の熱です。
熱と痛みでうなっていると、消灯前15分(22時45分)に看護師さんが「退院前に体重計らせてください!」と体重計持ってきてビビります。痛み止めくれ。

入院5日目

退院日です。
迎えに来た奥さんが「こんな状態で退院して大丈夫!?」と言うレベルの動きなのですが、退院しました。
というのも、ベッドが固くて背中が痛いことに耐えられないのと、ペットボトルの件はじめ前回より病院のケアが回ってなくて、これなら家で寝てても同じやんと思ったためです。

退院時に乗った車の振動ですが、健康時なら全然問題ないのですが、この時は思った以上に腰に響いて悶えました。それを見ていた奥さんはこんなんで退院していいのかと終始心配顔でした。

家に戻ってシャワーを浴び、フランスベッドに直行。チョー快適でした。

退院1日目

なにかしようと力入れるたびに両膝下がビキビキするのは相変わらずです。
座った状態から立ち上がるだけで命がけでした。

退院2日目(これ書いている日)

リモートワークですが仕事復帰しました。
で、痛みについては前日より良くなりました。右足のヒザ下の電撃はなくなり、左足ので電撃も軽減されてきています。神経が回復してきて実感できるようになっているようです。

まとめ

最初にも書きましたが腰は大事にしましょう。

手術しないのが一番です……。

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