ケース以外Athlon 220GE自作マシンになったFRS102

パソコン
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出戻りしてきたFRS102

8ヶ月後……

下記記事で預かり、Windows10対応にしたFrontierのFRS102。会社でお世話になっているオジサンに返して稼働中でした。

LGA775マシンFrontier FRS102・劇的ビフォーアフター FINAL
前回のあらすじ 前回格安でチューンしたFrontier FRS102。CrystalMark 2004R7だとスコア49399→96773までアップさせることが出来ました。 最後のウィークポイントとしてグラフ...

が、8ヶ月後の2019年7月末、調子が悪く出戻ってきました。

不具合調査

Windows10の起動でズッコケる模様。

確かに起動するとCRITICAL PROCESS DIEDで止まり自動修復が始まるのですが、下記画面で止まります。

USBの回復ドライブを挿しても全く起動せず。SSDを外してスキャンディスクしてもエラーなし。

というわけで電源かマザーボードかメモリーが怪しいです……って、犯人は20代~70代、性別は男性か女性レベルのほぼ全部やん。

下記の記事もありました。フロントパネルのUSBが悪いのかな?

[Windows 10] CRITICAL PROCESS DIED というメッセージが表示されて PCが起動しない
windows 10にアップグレード後、windows起動時にCRITICAL PROCESS DIEDというメッセージが出てwindowsが起動出来なくなりました。 ブルー画面で「詳細についてはネットワークでCRITICAL PROCESS DIEDを検索してください。」というメッセージが出ます。

結論

もうマザーボードと電源といったベース部分が10年経っていて、付け焼き刃の対応だとまたすぐに全壊しそうなのでほぼ1から組み直すことにしました。

オジサンも10月末でシニア社員も満了で退職なので退職祝いに送ることにします。

新マシンを作る

コンセプト

  • あと5年は余裕で戦えるスペック できれば10年
  • ある程度省電力
  • CPUはAMD(私の趣味)

追加パーツ揃えた

揃えました。

7/7にRyzen3000シリーズが出たときだったらもっと安く買えたかなーと思いますが、アフターカーニバルなのでそこは気にしないようにします。

さらにパソコン工房で買ったのですが、JCBカードのOkiDokiランドを経由せずに買ってしまったので、6倍ポイントを貰いそこねました。そこも気にしないよう……ガッデム!

CPU AMD Athlon 220GE \6,674

200GEが品切れなので、220GEにしました。久しぶりの新品CPU単品購入です。

21世紀のCPUパッケージは小さいですね。

14年前に買ったAthlon64 3000+は2周りくらい大きな箱だったと思います。値段は3倍でしたね。

中身は英語か中国語の説明書。

そして本体とAthlon、RADEONシール。

控えめなファン。グリス付き。

マザーボード ASRock A320M-HDV R4.0 \6,237

2世代Ryzen、Athlon対応で一番安いマザーでした。

チップはA320でオーバークロックとかGPU2枚挿しのクロスファイアなど派手なことはできませんが、そういうことはやらない(ネット、オフィス、年賀状、くらい)のでこれにしました。

日本語マニュアルと、ドライバーDVD、バックパネル、SATAケーブルが2本。

SATAケーブルは平型と折れ型に分かれています。あとSATAポートが4つ付いていますが2本だけです。

マザーボードの袋は閉じられていないのでするりと落とさないように注意です。

SSD SanDisk PLUS SDSSDA-480G-J26 \6,478

ADATAのものが良かったですが、パソコン工房では取り扱いがなかったのでSanDiskにしました。

レトルト食品みたいなケースに入っています。

定番のSanDiskでTLCで480GBでこの値段だといいのではないでしょうか。

メモリー TEAM TED416GM2666C19DC01-AS \6,980

アユートが代理店の台湾メーカーTeamのメモリーです。

韓国のごたごたがあって今が底値っぽいので買えてよかったです。数年前はこのレベルだと15,000円オーバーだったと思いますがいい時代になりました。

ちなみに1枚は私が使いますので、今回のマシンはDDR4 2666MHz 8GBシングルチャネル構成になります。

電源 サイズ CORE TFX275 \3,149

FRS102のケースがスリムタワーなのでTFX電源になります。

安くて評判もそこそこなサイズのTFX 275W電源にしました。

組みます

もともとのパーツをパカパカ外していきます。

スリムタワーケースの重量って体積の割に結構重いですが、フロントがヒンジ型になって展開するようになっている凝ったギミックのせいだと思います。これ以外のスリムタワーケースも機構は違えど、展開するようになっています。

CPU取り付け。

ソケットAM4横のレバーを展開後、四隅のピン配列が一箇所違うところがあるので、そこに合わせて取り付け。その後レバーを下ろします。

ファンはブルーのレバーを最初に外してゆるくしてから取り付けます。

メモリは普通に取り付け。

その後ケースにマザーボードを取り付け。

後は電源取り付けやらケーブル取り回しして完了。

マザーボードのマニュアルが全部日本語なので、フロントパネルのコネクターなどの細々した配線についても調べやすいです。

最後にケースのCeleronシールを剥がし、Athlonシールを貼って完成。

組み換え後に残ったオリジナルのパーツは、ケース、DVDドライブとフロントパネルのSDカードリーダー、Windows Vistaのラベルくらいになりました。

起動してセットアップ

AMD自作は相性問題が厳しいという意見がチラホラありましたが、今回すんなり起動しました。

UEFI画面です。

温度は40℃前後で安定。

Windows10を再インストールしてセットアップです。

RADEONドライバー関係をインストール。

と、ここまではすんなり行きましたが、Windows10の今までのライセンス認証が通らなくなりました。ハードウェアが全く変わってしまったから当たり前なのですが。

MicroSoftアカウントから入ってデバイスの選択をしてデバイス変更でなんとか通すことに成功しました。作っててよかったMicroSoftアカウント。

色々ハードを調べてみる

CPU-Zで見る

Raven Ridge Athlon 220GE with Radeon Vega Graphicsですよ。久々にテンション上がりました。

クロックは1.5GHz~3.4GHzの間を行ったり来たりしています。動作はキビキビしてます。

L3キャッシュ4MBとかなり多め。

A10-7850Kと性能比較。

2コア4スレッドの35WCPUですが、4コア4スレッド 95WCPUに圧勝。

Zenコアの優秀さが伺えます。Ryzenやi5以上との比較はしません。負ける戦はしないので。

GPUはVega 3。大体7世代Core iに搭載されているHD630と同じくらいの性能みたいです。それより気になるのはビデオメモリーサイズ2GBというところ。

タスクマネージャーで見たらメインメモリが6GBになっていて、全メモリーの1/4がビデオメモリーに引っこ抜かれていることがわかりました。できれば1GBに抑えたいので設定します。

Vega3のビデオメモリサイズの変更

下記のサイトで詳しく書かれていました。

Ryzen APUのVRAM割り当てを増やす
目次 1. 環境 2. 方法 3. スクリーンショット Ryzen3 2200G のビデオメモリの割り当てを増やしたくてさまよった。 BIOS の設定項目が階層深くてなかなかたどり着けなかった

下記のように設定しました。

  • IGCの設定をForces
  • UMA ModeをUMA_SPECIFIED
  • 上記設定でFrame Buffer Sizeが指定できます。

が、何度1.0GBにしても起動したら設定がAutoにリセットされて2.0GBになってしまいます。

やけくそで768MBにしたら下記のようにメモリーサイズが1.0GBと、ようやく設定反映されました。

UEFIのバグで選択した一個下(1.0GBなら一個下の2.0GB、768MBなら一個下の1.0GB)の設定が反映されるのかもしれません。Autoに戻っていたのは、2.0GBがデフォルト設定容量だったからかも?

ベンチマーク

さて、最後はベンチマークです。スペックは下記になりました。

FRS102の皮を被った220GE FRS102 FINAL
CPU Athlon 220GE 3.4GHz Core2 Duo E7300 2.66GHz
メモリー DDR4-2666 8GB DDR2-800 4GB
ストレージ 480GB SSD 240GB SSD
GPU RADEON Vega 3 1.0GB GT610 1.0GB

いつものCrystalMark 2004R7でチェックするとDirect2D以外はすべて向上。116,931点→205,743点と圧倒的です。

FRS102の皮を被った220GE / Athlon 220GE

Frontier FRS102改 / Core 2 Duo E7300

これで後5年は使えるはずです。頑張れば10年も行けるかな?

ちなみにこのPCは27日昼に組み始め、古いパーツのチェックだ元のSSDのバックアップだ、動作確認だで深夜に完成。28日朝にオジサンが即回収していきました。

もうちょいいじりたかった気もします……!

まとめ

メモリーとSSDが安くなっていることもありますが、3万円弱でここまでブラッシュアップできるので今は自作の季節かもしれません。フッ化水素問題でもう遅いかもしれませんが。

ちなみに、残ったパーツで1台組んで、24時間ルマン耐久レースにかけてみましたが異常なく稼働中。

最初のWindows10のエラーはどこから出てきたのか謎です。

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