Excelで無料でバーコード・QRコードを作る

パソコン

バーコードやQRコードの使い方

数字や文字列を記号化できるバーコードやQRコード。

手で入力していた定形文や、紙に記載して後でPCに転記する定型文……年月日とか商品名とか価格とかをデジタルで直接入力する際に便利です。

Amazonなどで3000~5000円くらいでQRコード、バーコードリーダーが売っているので、自分でバーコードやQRコードが作成できれば、格安で簡単なICT化ができます。

作成にはハードルが高そうに見えますが、Excelの標準機能で作ることができます。

SABINALという文字をバーコード・QRコードにしたのが下記です。

Excelでのバーコード・QRコードの作り方

  1. オプション→リボンに隠れている開発タブを出します。
  2. そこで、挿入→ActiveXコントロールの右下のペンチマークを押します。
  3. コントロールの選択が出てくるので、Microsoft Barcode Controlをクリックします。バージョンはExcelやOfficeのバージョンによって変わりますが機能は同じです。
  4. 任意のセルをクリックするとバーコードコントロールがシート上に置かれます。

バーコードコントロールの使い方

下記のようなサンプルが出てきますので、カスタマイズします。

右クリックでプロパティを出します。

上から三番目のプロパティ・ページの右隅の小さなボタンをクリックすると、バーコードの種類を選択する画面が出てきます。

基本的に、Code-39かQRコードを選択すると無難です。種類についてはこちら。

バーコード講座 | キーエンス
「バーコード講座」は、バーコード・2次元コードに関する規格や基本原理、読み取りノウハウに関する情報を集めたサイトです。株式会社キーエンスが運営しています。

その後、ダイアログを閉じてValueプロパティに記号化したい文字を入力すると完成です。認識できない文字を入れるとコントロールが真っ白になります。

また、最初の配置後にサイズ編集したり、位置を動かしたり編集するには、開発→デザインモードにする必要があります。

続いてはおすすめのCode-39とQRコードの紹介をしていきます。

Code-39

数字と一部記号、大文字のアルファベットが使えます。決まりとして、最初と最後に”*”を付けます。

データにした数列・文字列が下に出るのでわかりやすいです。

ただ、文字数によっては横に長くなるのでリーダーで読み取れなくなる、かつ小さくするとそれはそれで読めなくなる可能性があります。

また、数列・文字列長さによってサイズが変わるので、バーコードを並べてプリントを作るなどの際に調整に困る場合があります。

QRコード

数字と一部記号、大小文字のアルファベットが使えます。

サイズが四角なので、QRコードを並べてリストを作ることがやりやすいです。おすすめ。

ただ、どういうデータが入っているかがこれだけだとわからないので、キャプションを付ける必要があります。

また、コードが長方形になると読めません。

下記のように図形が横長のまま印刷すると、PC画面上だと正方形なのに、

下記のように長方形で印刷されるので、

コントロールの書式設定で縦横比を固定しておく必要があります。

バーコードリーダー

Amazonでよくわからんブランドのものが売っていますが、使う分ならこれでも十分です。

バーコードを読み込むだけでExcel、メモ帳など開いているアプリケーションに読み込んだコードの文字列が入ります。

おすすめはUSB有線タイプ。USBマウスのように挿すだけで認識してくれます。

Bluetoothもありますが、接続設定でステップが増えるのと、充電や電池が必要になるのが困りものです。

運用時の困りごと対応

日本語入力を入れていると読み込んだコードが文字化けする場合は

対象セルに対して、データの入力規則→日本語入力を無効にしましょう。

特定の向きにセルを動かしていきたい場合は

だいたいのリーダーは、基本的に一回の読み込みで文字列+エンターキーが入力されます。

いくつかコードを連続してリーダーで読み込んでいく場合、一列(縦)にデータを入れるならいいのですが、一行(横)に連続で入れていきたい場合、エンターキーでカーソルが下に動いていくと困ります。そういう場合はオプション→詳細設定で動く向きを変更します。

まとめ

みなさんの職場で帳票にバーコードやQRコードが付いているのに、横にプリントされている数字や文字列を手で入力している仕事がないでしょうか?

そういう場合の省力化に役立つので参考になれば幸いです。

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