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最近の?Windows
XP以降のWindowsマシンだとOSのインストールからUSB接続の光学ドライブでインストールできたり、もっとハイカラなWindowsになるとUSBメモリーからインストールできるようになっています。
ドライバーやソフトウェアもかさばるパッケージよりもダウンロードが主体になってきています。
おっちゃんがPC使い始めた頃はWindows3.1のインストールにFDD30枚以上(以下略)
そうなると出番がなくなっているのは光学ドライブと、それを搭載する5インチベイとなります。最近のケースでは光学ドライブ搭載用のベイがなくなって全部ストレージ用のシャドウベイというケースも珍しくありません。特にMini-ITXサイズのケースは顕著です。
古いケースにつきものの5インチベイ
ハードオフやらヤフオクで古いケースを入手すると、上記の理由から5インチベイが余ることがあります。
安いジャンクケースだと5インチ、3.5インチベイのフタがないこともしばしば。
こういう時に安く5インチベイを埋めたくなるわけで、今回AINEXの5インチベイ小物入れBB-03を買ったのでレビューしてみたいと思います。
ちなみに、2,000円出せば新品のDVD書込可ドライブが買えるので、それ以下で買えるものをチョイスしました。
AINEXの5インチベイ小物入れBB-03
980円で購入しました。
公式サイトはこちら。
サイトから気になる内径スペックを抜粋。こちら。
- 有効内寸: 約横127×奥141×高32.2mm (突起部含む)
5インチベイのフタがない500円ケースに取り付けると下記の感じです。
取り付けにあたっては、ケースの突起(写真右側の”(“の形のもの)と干渉してしまい、カンナがけした樹皮のように表面のプラが削れました。とはいえ傷がついたくらいで機能には問題ありません。
5インチ光学ドライブはすんなり入りましたので、この小物入れ、若干寸法が大きめの模様です。
取り付けてしまうと純正品のようなフィット感。黒いケースにはぴったりです。
白いケースには知りません。
入るものは下記のような感じ。
4.3インチのスマホ(P-04D)と精密ドライバーセットが並んで入ります。
4.0インチのiPhone SEなら余裕で入ると思います。スマホ入れる人もいないでしょうが……。
AINEXのサイトによると、プラケース付きディスクを入れるとすっぽりハマって取り出せなくなるそうなので、ディスクを入れる場合はマザーボードによく付いている紙ケース入りディスクまでがいいと思います。
また、他には使用PCのOS・ドライバーなどをまとめたUSBメモリーを入れるのがいいかもしれません。ヘッドホンやUSBケーブル、ビデオカードの変換コネクターなどもいいかもです。
フタ的なアイテムだけで同額くらいすることもあり、さらに汎用品だと合わないこともあるのでどうせならこういう機能付きアイテムを買うのが楽しいと思います。
他の5インチベイアイテム
ファンコントローラー
その名の通り、ファンの回転数制御をするコントローラー。
5インチベイモノだと液晶パネルが付いていてタッチ操作が可能なものが多いです。
が、多くのファンをコントロールする場合は便利ですが、多くのファンを揃えるコストやファンコン自体コストがかかります。気軽にというわけには行かない費用がかかるのが難点です。
変換マウンター
こちらは別途ストレージや3.5インチベイ用のアイテムがいるのが難点。
NAS的なものを組むときには便利かなと思います。
結局原点に戻って……
そもそもDVDドライブが2,000円くらいなので5インチベイに光学ドライブ付けてもいいかもしれません。
USBドライブを接続するのもイチイチ面倒ですし、マザーボード付属の光学ディスクからドライバーをインストールする時やDVDで映画を見る時に光学ドライブが付いていると楽です。
……とか言うと、この記事の趣旨がブレブレになりますね。
ちなみに3.5インチは潰しがきく
3.5インチベイは余りにくい割には、SDカードリーダーやら追加のUSBポートやらの追加機器が充実しています。
5インチでも同様のアイテムがあればいいのですが、国内メーカーモノだと先述の5インチ→3.5インチ変換マウンタやら、シャドウベイにしてストレージを内蔵するためのマウンタやらが多く、単独で成立しない物が多いです。5インチベイにもっと選択肢を!
*中国のよくわからんメーカーからは5インチベイアクセサリーが結構出ていますが、品質が怖い……。
*昔は日本メーカーからも5インチベイに付けるファンなど色々出ていましたがほぼ絶滅。今はケース前面自体に大口径ファン付ける方式だし、SDカードリーダーなどの付加機能はUSBデバイスで代替できる+複数PCで使い回せるし、やっぱり売れないのか……。
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