この記事のもくじ
1ファン去ってまた1ファン
*麻雀ではないです。
CPUファンを交換して静音化は一件落着と思っていたのです。
が、しかし、それを待っていたかのようにビデオカードのGigabyte・GV-N650OC-2GI/A(GTX650)のファンがカラカラカラカラカラ言うようになってしまいました。
えらくうるさいのでファンガードとファンが接触しているかと思いましたがそんなことなし。
ではというわけでファンのスキマに東京マルイのシリコンメンテナンススプレーを吹いたのですが、全く効果なし。
困りました。
交換ファンはAmazonで2,000円で売ってはいますが、2,500円で買ったビデオカードに取り付けるのもなんかモッタイナイです。
*生産終了*
2012年製造だから寿命だとは思いますが、あがきます。
とりあえずバラす
このひどいカラカラ音は軸あたりがブレている音だと思いましたので分解することにしました。
ビデオカードを外して、ファンを外し、ファンの本体と軸受結合部のスキマから、マイナスドライバーでゆっくり上下に分割していきます。
思い切りやるとプラのファンがベッキリ逝きそうなので慎重に。
さて分解すると、すっかり茶色くなってしまった軸受け部分が出てきました。
穴の中は真っ茶色です。
軸もサビか、古いグリスが酸化したものかとにかく茶色です。
サクッと掃除する
用意するもの
- 先の細い綿棒
- コンタクトスプレー系の基盤でもOKな清掃スプレー
- グリス
この前買ったコンタクトスプレーを綿棒の先に含ませます。
それでゴシゴシと軸と軸受けを掃除。
みるみるうちに小汚い茶色が取れます。
軸受けの白いプラワッシャーを外して掃除し、グリスを吹きます。
軸も掃除し、グリスをたっぷり吹きます。
あとは位置に注意しながら上下を合体させます。
実測結果
軸の掃除はしましたが、効果あるのかいな、いや効果あってくれと思って電源オン。
無事に起動し、起動とともに奏でられるカラカラ音がしなくなりました。
いや、しばらくしたらきっとカラカラ……しません。成功の模様です。
というわけで、早速CineBench R15を回している最中のノイズを計測してみました。
ビデオカードファン軸清掃前 56.7db
ビデオカードファン軸清掃後 51.9db
まとめ
4.8db減と数字上も体感上もめっちゃ静かになりました。
カラカラ言う前から若干ノイズが大きいなぁと思ってはいましたが、掃除してここまで静かになるとは思いませんでした。
古いファンは軸掃除がてきめんに効きます(多分)ので交換・廃棄する前にお試しください。
コメント