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エルピオでんきからの移行先グランデータのONEでんき
2022年の4月頃、今まで使っていた新電力エルピオでんきのサービス終了に伴い、グランデータのONEでんきに乗り換えました。
理由は下記。
- フリープランだと基本料金0円(東京電力だと60A契約で基本料金1716円)
- 1kWhの使用料金が26.4円で固定
- 10ヶ月使うと2万円キャッシュバック
いや~安くて済んでキャッシュバックもあるなんてなぁと安堵したのも束の間。
2022年10月分から急に高くなる
ここ5ヶ月の料金推移は下記。
- 2022年8月 23,051円/678kWh 33.9円/1kWh
- 2022年9月 24,115円/690kWh 34.9円/1kWh
- 2022年10月 28,388円/781kWh 36.3円/1kWh
- 2022年11月 31,048円/598kWh 51.9円/1kWh
- 2022年12月 28,302円/492kWh 57.5円/1kWh
11月請求分からいきなり電力単価が上がりすぎだろと思って、内訳を見ると燃料費調整額が爆上がりしていました。今まで10円 x 使用電力くらいだった燃料費調整額が、30円 x 使用電力くらいになっています。
さすがに燃料費高騰とはいえ別の電力供給会社に比べて上がり過ぎなのでからくりを調べました。
燃料費調整額の追加調整
グランデータは各社の燃料費調整額に加えて、燃料費調整額の追加調整という名目で独自に上乗せしていました。
2022年3月付の約款に、燃料高騰が続く場合、燃料費調整額の追加調整を実施しますと書かれていましたが、それにしても高すぎます。調整額+追加調整額合計は11月は27.7円/1kWhと、26.4円/1kWhの電力単価より高いという本末転倒な燃料費調整額になっていました。12月はさらに上がって31.1円……。
ちなみに東京電力だと5.13円/1kWhです。
というわけで、アホらしくなって電力会社を変更することにしました。5月まで我慢すれば2万円キャッシュバックがもらえますが、それまでにそれ以上取られるのは確実なのでさっさと逃げます。
まとめ
目先の安さにつられてKONOZAMAな目に遭いました。
約款では燃料費調整額の追加調整の存在については説明していましたが、価格の算出方法を出していない時点で避けるべきでした。まさか一気にこんなとんでもない価格が乗ってくるとは想定外でした。
新電力は今の状況だと、資本力がある大手がやっているところ以外は危ないですね。エルピオでんきのようにサービス停止か、こういうボッタクリな料金で利益を取ろうとする会社が出てきてしまいます。
原子力発電所が再稼働して輸入燃料依存が解消するまで、今までの地方電力会社継続か、信頼できる大手のやっている新電力を選ぶほうがよろしいようです。
追記 1月と2月請求分
- 2023年1月 39,251円/644kWh 60.9円/1kWh
- 2023年2月 59,148円/907kWh 65.2円/1kWh 内燃料調整費 32,075円
(怒)
3月からは別の電気会社に移りまーす。
ガスとセットのところに移ったあと
- 2023年3月 37,699円/963kWh 39.1円/1kWh 内燃料調整費 5,816円
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