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日産サクラでLeaf Spy LiteとOBD2スキャンツールを使ってバッテリーのSOH(健康度)を調べる

サクラ
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日産サクラのバッテリーSOH(健康度)が知りたい

納車されて6ヶ月のマイカー、日産サクラのバッテリーSOH(健康度)が知りたいのです。

20kWhの小容量なので劣化が気になったり、リーフと異なりバッテリークーラーが付いていて劣化防止効果が気になったり、ラジバンダリ、とSOHがDang Dang 気になる要因がたくさんあります。

というわけでOBD2スキャンツールを買う

まずクルマに付いているOBD2コネクターからデータを吸い上げるため、OBD2スキャンツールを買います。

私のスマホはAndroidなのでBluetooth接続の下記を買いました。

最初は2,000円するスイッチ式買いましたが、データが飛ばず金ドブでした。

いろいろECサイトを見ていると、2023年現在主に出回っているのは、今回買ったブルーのやつとスイッチ式の2タイプです。それぞれで当たり外れあるレビューとなっていましたので、どちらが良い悪いというより、安定の中華品質でそれぞれでムラがあるようです。

また、OBD2プロトコルはVer1.5のものを買いましょう。Ver2.1だと対応車種が限られるようです。

OBD2コネクターに挿してスマホでペアリング

サクラだとハンドルの下を覗き込むとOBD2コネクターがあるので、そこに向きを正しく揃えて、ピンが曲がらないようまっすぐ挿します。ちゃんと挿さると赤いLEDが付きます。

その後スマホでBluetoothペアリング設定します。OBD2という機器名が出てきますので選択します。ペアリングコードはマニュアルにも書いていますが、1234か0000です。

うまくいくとOBD2がBluetoothペアリング機器一覧に出てきます。この時点ではつなげません。

Leaf Spy Liteをインストールしてデータ取得

まずはサクラを起動します。その後、Google PlayからスマホにLeaf Spy Liteをインストールして、アプリを起動します。

左下のSOCボタンのあたりを押すと、接続機器の選択画面が出てくるので先ほどペアリングしたOBD2機器を選択します。接続できると、右下に接続済みという表示が出て、データが流れてきます。

Leaf Spy Liteからわかること

  • AHr バッテリー総容量 = 56.5Ah
  • SOH バッテリー健康度 = 97.92%
  • Hx バッテリー内部抵抗 よくわからん謎 = 87.82%
  • QCs 急速充電回数 = 7回
  • L1/L2s 普通充電回数 = 67回
  • SOC バッテリー残量 = 74.6%
  • 走行距離 = 2,739km

考察

バッテリー健康度は、納車当初が何%かわからなかったので不明ですが、現在は97.92%です。もし当初100%だとしたら、急速充電していない割には結構落ちてるなぁという感想です。夏に峠でフル加速しまくってバッテリー温度上げまくったのが良くなかったかもしれません。

AHr、バッテリー総容量が56.5Ahなので、サクラの電圧350Vをかけるとバッテリー容量は19.775kWhになります。これを97.92%で割ると100%時20.195kWhなので、大体イメージ合いますね。

 SOC、現在のバッテリー容量が74.6%でした。サクラのメーターだと77.0%でした。
74.6%に現在のバッテリー総容量19.775kWhをかけると残量14.752kWhとなります。
14.752kWhをサクラのメーターの77%で割ると、サクラがバッテリー総容量として計算している母数は19.159kWhになります。

19.775kWh – 19.159kWh = 0.616kWhの差

なので、実容量の3%弱は計算外のリザーブ容量として残しているかも?という推測ができます。ただ以前別のタイミングの動画で計算したら、2.000kWhくらいリザーブしているかも?という場合もあるので、このあたりもうちょっとデータ揃えて計算ですね。

↓夏にバッテリー総容量を検証した動画。

まとめ

この97.92%を基準にして、今後の劣化度を調べていきます!!!

更にこのOBD2とTorqueというアプリを組み合わせると、タコメーターがないクルマでもエンジン回転数がわかったり、その他燃料噴射量がわかったりと色々情報が見られるので、もしかしたら今後のクルマレビュー時に使うかも?ただ借り物のクルマに付けてなにかあると困るしそこはやめとくかなぁ、と迷っています。

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