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ワゴンR(MH35S)のMTに試乗した 辛口レビューなので気に入っている人は見てはダメです

クルマ
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ワゴンRのMTモデルに試乗する機会がありました

代車で1日借りる機会がありましたので、走りまわってみました。

グレードはFAなので、以前評価したFXと同様酷評したベージュの内装です。黒でええがな……。

スズキ・ワゴンR HYBRID FX(MH35S) レビュー
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FAなのでエアコンはマニュアル式。なんか微妙なデザインです。

それは置いといて、隣のインパネシフトのところに穴が空いています。さて……。

おお、何かフロントシートとセカンドシートの間に挟まっているぞ。

これはまさか……。

5MTだーーー!!

ということで、5MTを乗ってみました。

MTの出来はごめんなさい いまいち

私の中のベンチマークはルノー製のMT

ベンチマークは、以前乗っていたカエル顔のK12マーチの12S(普通のグレード)に載っていたルノー製ベースのMTです。12SRではなく、普通のグレードの12Sですよ。

↓これ。

スポーツグレードのMTではなく、普通のグレードのMTですが、下記の仕様。

  • シフトがカッカッと軽く力がいらない
  • クラッチストロークが短め
  • クラッチのミートポイントが真ん中やや上でちょうどよい

さすがMTを日常使いするヨーロッパ製だなという作り。これなら欧州人がATいらないというのも納得の使いやすさでした。

ただ、燃費は悪かったですけど。あれはCR12DEエンジンのせいだったのかな?

で、一方のワゴンRのMTは……

そしてワゴンRのMTです。内製なのか、アイシンAI(今はAWになったのかな?)製なのか不明です。

特徴は下記。

  • シフトがボクッボクッと鈍くやや力が必要
  • クラッチストロークが長い
  • クラッチのストロークが長い割にミートポイントが手前

一部で熱狂的な支持があるMTモデルですが、このMTであればCVTでいいです。

このMTを日常使いするのは辛い。特に右左折するときのダウン→アップシフト作業が面倒です。

気に入ってる方スミマセン。

クラッチのミートポイントを見てみる

シフトのボクボク感はまあ許容範囲なのですが、クラッチのミートポイントの浅さが違和感です。

浅く踏むように慣れればいいのですが、であれば最初からクラッチのストロークを浅くしてほしいですね。

クラッチに足を置いたところ

クラッチを一番奥まで踏み込んだところ

クラッチのミートポイント

というわけで

クラッチの踏み代とミートポイントのギャップがお分かりいただけたでしょうか?

浅く踏んで戻すように気をつければいいのですが、普段乗っていると、やっぱり無意識に奥までギュッと踏んで、ミートポイントまで戻すときもあるので、戻す間隔の長さが違和感かつ、頭のシフトしたいタイミングに対して遅れます。かといって、あんまり浅く踏んでガリガリやってもアレですしね。

などど、いちいちシフトの度にクラッチストロークを考えるのもめんどくさい!!

ということで、MTをラインナップするのは偉い?のですが、日常使いの車ならもっと煮詰めて欲しかったです。

ああ、燃費はいいと思いますよ……クラッチストロークの長さで、発進・右左折時にのんびりシフト走行になるので……。

クラッチのミートポイント対策

ワゴンR 5MT乗りのTH69さんからコメントを頂きました。

ミートポイントを変更することで快適になるとのことです!ありがとうございます!

この車はクラッチの遊び調整が簡単にできるため、今では非常に快適に乗ることができています。
エンジンルーム下部のミッションからアームが伸びていて、そこにクラッチワイヤーが繋がっています。
その接続部分に調整ナットがあり、工具なしで手でナットを回すことにより簡単に遊びを調整することができます。
クラッチのミート位置が深くなった分だけ遊びが出ますので、クラッチペダルの戻り位置も深くなるように調整します。
するとペダルストロークも短くなって快適になります。
もし、ワゴンRのMT車に興味があってこの記事を読まれた方が、
「クラッチが扱いにくいようだから止めておこう」などと思われたら悲しいのでコメントさせて頂きました。

コメント

  1. TH69 より:

    こんにちは。ワゴンR・MT乗りのTH69と申します。
    最近車をワゴンR・MH34SからMH85Sに乗り換えたのですが、記事にある通りクラッチのミート位置が近過ぎて(浅過ぎて)メチャ乗りにくかったです。膝がかなり曲がった状態で半クラ調整するのはかなり辛く、40年近くMT車に乗ってるのにエンストまでしてしまいました(汗)。
    ですが、この車はクラッチの遊び調整が簡単にできるため、今では非常に快適に乗ることができています。エンジンルーム下部のミッションからアームが伸びていて、そこにクラッチワイヤーが繋がっています。その接続部分に調整ナットがあり、工具なしで手でナットを回すことにより簡単に遊びを調整することができます。クラッチのミート位置が深くなった分だけ遊びが出ますので、クラッチペダルの戻り位置も深くなるように調整します。するとペダルストロークも短くなって快適になります。
    もし、ワゴンRのMT車に興味があってこの記事を読まれた方が、「クラッチが扱いにくいようだから止めておこう」などと思われたら悲しいのでコメントさせて頂きました。
    では、よい車ライフを!

    • makkochan80 makkochan80 より:

      コメントありがとうございます。
      簡単にクラッチ位置調整が可能なのですね。であればかなり楽に走れますね。
      アドバイスありがとうございます!