この記事のもくじ
クレポリメイトシリーズ
艶出し剤として販売されているクレポリメイトという商品があります。
基本的には下記の効能です。プラ部品の艶出し保護材ですね。
●高分子ポリマーが強い保護被膜を作り、深みのある光沢を長期間保ちます。 ●紫外線をカットするUV吸収剤を配合。太陽光による色あせやひび割れから守ります。 ●使用後はベタつかず、ホコリや汚れを付きにくくします。 ●香りが残らない無香性です。
4つも種類があってどれを買うか迷います。
- クレポリメイトクリア
- クリポリメイトナチュラル
- クレポリメイトDX
- スーパークレポリメイト
クリアとナチュラルが艶出し、DXがクリーナー兼艶出し、スーパークレポリメイトが強力保護艶出しという位置づけのようです。
私はスーパークレポリメイトとクレポリメイトDXを使っているので、今回はその比較をしてみたいと思います。
この手のケミカルの私の使用目的
- タイヤの劣化保護
- タイヤの艶出し
- 外装の樹脂部品の劣化保護
- 外装の樹脂部品の艶出し
- 内装の劣化保護
- 内装の艶出し
- ゴム部品の保護
これらに適合するか見ていきます。
スーパークレポリメイト
最初に買ったクレポリメイト。
スーパーと名が付くのでなんでもできるだろうと思って買いましたが、他のブラザーズと毛色が違いました。
他と違い油性なんです
スーパークレポリメイトは油性です。
他のクレポリメイトは水性なので、タイヤなどゴム部品に気兼ねなく使えますが、このスーパーだとひび割れの恐れがあります。
メーカーページではタイヤもOKと書いてますが、有機溶剤がタイヤに浸透して割れる可能性が水性より高くなります。
ただ艶出し効果と維持期間は抜群
まずは内装にとワゴンRのダッシュボードに施工したらヌラヌラになりました。
また、半年ぐらいこのヌラヌラ感が持続します。
質感がヌラヌラするだけならいいのですが、表面もヌメヌメするため、内装に使うは少々強すぎというのが正直な感想。
外装樹脂部品に施工しました
下記は結構劣化しかけているフロントグリルの樹脂部品に使ってみたところです。
左が未施工、右が施工中。
右はまだ乾いていないのでオーバーな質感表現ですが、乾くと新品の艶が戻ります。
汚れごと一気に拭き取れるのでモノグサな私にピッタリです。ホントは洗車の時に同時にやると一番ラクだと思います。
メッキ部品掃除に特におすすめです!
続いてメッキ部品。
上が施工前、下が施工後。
ちょっと点汚れが残ってますが、軽く拭くだけで上で目立っていた雨の跡汚れをごっそり取って、さらに艶が戻ります。
メッキ部品は洗車用洗剤と水だけで掃除しようとすると、ボディよりも水が残りやすいので拭き取りがめんどくさいですが、スーパークレポリメイトだと拭き取りがしやすく、水跡も残らず、艶出しと保護効果が期待できます。
洗車した後、車の出来栄えをニヤニヤしながら確認していたら、メッキのメーカーエンブレムの中に水の乾いた跡が残っていてガッカリした経験がある人などに特におすすめです。
施工時の注意点
- スプレーすると結構飛び散るので、タオルに吹き付けてから施工したほうが良いです。
- ボディやガラスに付くと油膜っぽい模様ができるので気をつけましょう。
- 施工後、手がギニギニします 別の作業に移る時は手を洗ったほうが良いです。
クレポリメイトDX
掃除&除菌&艶出しのできるクレポリメイトです。
序列的にスーパークレポリメイトが高そうに見えますが、なにげにDXが単価が一番高い(200mlで900円、スーパーは400mlで1000円)です。
クリーナー効果と除菌効果があるということで、内装専用で使うのが良さそうです。
艶出し効果は控えめ
ステアリングポスト部分に施工したところです。
左が施工前、右が施工後です。
スーパークレポリメイトほどのヌルテカ感はないですが、施工後の手触りが自然でこれなら内装のプラ部品に問題なく使えます。
掃除した後のタオルがかなり汚れていたので、艶出しと保護もそうですがクリーナー効果も大きいと思われます。
施工時の注意点
- スプレーすると粘度低めの白い液体が出ます。スーパーほどではないですが飛び散るのでタオルに吹き付けてから施工するのが良いです。
- タオルに1吹きすれば結構な面積に使えるのですが、艶がすごい出るわけではないので、つい無駄にタオルに吹き付けがちになります。
- 値段的に外装に使うのはもったいないので、タイヤには別の保護材を使うのがいいと思います。単価安めのクレポリメイトクリアか、カー用品店で特売されている水性スプレー式など。
まとめ
- クレポリメイトDX:内装用
- スーパークレポリメイト:外装プラ・メッキ部品用
適材適所で使っていきましょう!
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