この記事のもくじ
流されて無料ブログ
インターネット始めてもうすぐ20年
20年の間にブログをいくつかやっていましたが、ブログ作成ツールとしてメジャーなWordPressやMovable Type、独自ドメインやらレンタルサーバーという言葉から逃げ続けてきました。
理由は↓です。
- ドメインやレンタルサーバー代がとんでもなくかかりそう
- ネットワークの仕組みと設定がよくわからない
- とにかくなんだかよくわからん
そのため、気楽に使える無料ブログの忍者ブログを使っていましたが、強制広告が気になって有料プランを契約してみました。
忍者ブログ有料版の年間料金
料金は初期設定料金1260円+2400円/年=3660円/年です。1260円は初期費用なので、以後2400円/年での運営となります。
これでしばらく満足していましたが、よくよく調べてみると、独自ドメイン名+レンタルサーバー代で2400円付近で運用できそうなものもあったり、WordPressなどのCMSはGUI画面が整備されていて使いやすいということで、であれば一度試してみるか、ということでチャレンジしてみました。
その試行錯誤した結果を書きます。
WordPressで行こう
ドメイン取得、レンタルサーバー契約、CMSの導入、一体どれから始めればいいのか考えるだけで脳みそが爆発しそうになっていましたが、インターナショナルネットワークを検索して調べていると、なんとなくイメージが湧いてきました。
- 独自ドメイン→店の看板
- レンタルサーバー→店となる建物
- CMS→店に入れる設備
- ブログやサイト→店で提供するサービス、商品
なので、店の看板と建物はどっちが先でもいいのですが、CMSはレンタルサーバーによって使えるものが異なるので、まずCMSの選択をしました。
2018年現在、ブログをやるのであれば、WordPressかMovable Typeがメジャーです。長いものには巻かれた方がいいので、このどちらかが選択肢なのですが、WordPressの方が情報が豊富そうなので今回はWordPressとしました。
レンタルサーバー契約
次はWordPressが使える(インストールできる)レンタルサーバー選びです。
最近はボタンクリックのみでCMSがインストールできるレンタルサーバーが多いということなので、その機能があるところから選択。
また、安くて高機能で安全そうで設定が簡単そうなサーバーを選びます。初心者なりに調べた際の注意点は↓です。
- 取り扱える独自ドメイン数→もしも複数ドメインで複数サイトを運営するなら、多いほうが良
- 独自SSL→Chromeのアドレスバーに出てくる”保護された通信”を表示するにはhttpではなく証明書で安全が保証されているSSL通信ができているhttpsに変更する必要有。共有SSLというものもあるが、それを使うと独自ドメインではなくなるので、独自SSL対応(Let’s Encryptが無料なので吉らしい)できているところが必須
- データベース→基本的にデータベース数=サイトの数らしいので、多ければ多いほど良
- バックアップ→安いところだと無い場合有
いろいろ吟味した結果、リトルサーバーのミニプランにしました。ブログサイトを運用するだけなら必要十分以上です。
リトルサーバー・ミニプランの特徴
- 安い 月額150円(初年度:初期費用920円+1800円/年+税)
- 独自ドメイン数 無制限
- 独自SSL あり(Let’s Encrypt)
- データベース MySQL 3個
- バックアップ 7日分
独自ドメイン取得
サーバーが決まったら、続いて独自ドメインを取得
“好きな文字列.ドメイン名”ってやつですね。今回はとりあえず、定評のあるお名前.comで取得することにしました。
で、.jpとか、.comとか、.xyzとか、いろいろありますので悩みます。.jp、.comなど定番のドメイン名は初年度から高いので、1円などで出ている別のドメインを取りたいところです。
ところがどっこい、よくよく見ると2年目からの更新料がだいぶ異なる
.com→1150円/年、10年目で累積12670円(税抜)
.xyz→30円/1年目、10年目で累積13350円(税抜)
ということで、イニシャルの高い.comの方が.xyzより安くなります。
というのも、.xyzは2年目以降の更新料が1480円/年(税抜)になり経年で高くなるわけです。.fun、.clubなどは2年目から2000円/年以上になるところもありました。
それらを踏まえて、私はベーシックな.comを取得しました。
Whois情報公開代行を忘れないように依頼して、支払手続きを取り完了。レンタルサーバーに紐つけていないのでこの時点では実感がわかないところですが、独自ドメイン取得完了です。
レンタルサーバーと独自ドメインの紐付け
レンタルしたサーバーと、独自ドメインを紐付ける必要があります。
私の契約したリトルサーバーだと、コントロールパネルにログイン→マニュアル→ドメインに丁寧に記載されているのでわかりやすかったです。
- お名前.com側のドメイン設定でリトルサーバーのネームサーバーを指定する*これ重要
- リトルサーバー側でドメインを設定する
リトルサーバー側だけでドメインを設定すると、お名前.comとつながらずアクセスしてもエラーが返ってくるので注意しましょう。当初、マニュアルを読まずに勝手に進めた私はここでパニックになりかけました。
データベースの設定
では、レンタルサーバーと独自ドメインが紐ついたのでWordPressをインストールしたいところですが、その前にデータの入れ物だと思われるデータベースを設定しなければなりません。
といっても、リトルサーバーだとただコントロールパネル→データベースの設定をクリックして、適当な名前を入れて完了です。
CMSのインストール
こちらも、コントロールパネル→簡単インストールで簡単にできます。
使用したいCMS(今回はWordPress)を選択し、そのデータ格納先として先程適当な名前で作成したデータベースを設定します。
そうするとhttp://独自ドメイン名/wordpressのリンクが出てきますので、それをクリックしてWordPressの画面に従ってユーザー名やパスワードを設定すればHello! Worldとなります。
まとめ
ということで、ズブの素人がレンタルサーバーと独自ドメイン契約して、WordPressをインストールするところまで紹介しました。今回かかったお金は下記です。
- レンタルサーバー代:初期費用920円+ミニプラン1800円=2720円/年
- 独自ドメイン代:1242円/年
- 合計:3962円/年
A8.netのセルフバックで905円リターンなので、実質3057円/年。
2年度以降の更新は下記で済む予定です。
- レンタルサーバー代:1800円/年
- 独自ドメイン代:1242円/年
- 合計:3042円/年
月約254円。ジュース2本我慢すれば維持可能です。
ドメインもサーバーも、基本的に会社任せでいいので気分は無料ブログと変わらない(はず)。発信したいことがある、アフィリエイトしたいことがある人はおすすめだと思います。
*ちなみに2019年現在、リトルプランにアップグレイドしました。
次回はWordPressで最初に躓いたことについて書きます。
コメント