この記事のもくじ
モバイルノートを買いました
経緯はこちらで確認。
ヤフオクで中古15800円でございました。
2012年10月発売のモデルでやや古いと思いましたが、11.6インチモバイルノートは小粒ですが新品中古ともにお高め。新品は4~10万円以上しますので、手頃なお値段で手に入ってよかったです。
ということで、hpのEliteBook2170pについてレビュー(今更)してみたいと思います。
CPU ★★★★★
Core i5-3437U、2コアで4スレッド、TDP 17W。Passmarkで3639点です。
別持ちのLuvbook-JのCeleron 3215Uは1639点、ASUS 1015PXは576点。2018年のモバイルノートでよく見るCeleron N4100は1800点。
それらに比べると倍のパワー持ちで、実際動作はサクサクしていて大満足レベルです。
ストレージ ★★★★
128GBの新品SSDに換装されていたのでサクサク動きます。
CrystalDiskMarkの結果も申し分なし。
CrystalDiskMark 6.0.1 x64 (C) 2007-2018 hiyohiyo Sequential Read (Q= 32,T= 1) : 407.098 MB/s Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 399.946 MB/s Random Read 4KiB (Q= 8,T= 8) : 150.221 MB/s [ 36675.0 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 8,T= 8) : 279.388 MB/s [ 68210.0 IOPS] Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 130.211 MB/s [ 31789.8 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 121.894 MB/s [ 29759.3 IOPS] Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 20.144 MB/s [ 4918.0 IOPS] Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 42.399 MB/s [ 10351.3 IOPS] Test : 500 MiB [C: 38.0% (26.2/69.0 GiB)] (x5) [Interval=5 sec] Date : 2018/09/14 18:49:52 OS : Windows 10 Professional [10.0 Build 17134] (x64)
OSとそのアップデート分、その他オフィス系ソフト、音楽などを入れていこうとすると32GBは足りず、64GBはこころともなく、128GB以上は欲しいのでいい感じです。
最近はe-MMC搭載で32GBや64GBから増設不可なマシンも多いです。コンパクトPCについてはどうにもこの部分、退化している気がします。
メモリー ★★★★
もともと4GB+余っていた4GBを足して8GBなのでサクサク。
DDR3なのでスピード的には現在のDDR4に若干劣りますが、メモリー容量が多くてCPUが速ければWindows10では問題なく、サクサク動きます。
液晶 ★★★
ノングレアで、青みがかっていて、視野角の狭い典型的なTN液晶です。
昔はIPS以外はダメと思っていましたが、最近はこれはこれで良くなってきました。
横から覗き込まれても見えにくいメリットもありますし。たぶん。
でもやっぱりIPSがいいなぁぁ。
キーボード ★★★★★
先日の記事参考です。
11.6インチパソコンというか、ノートパソコンの中でもかなり打ちやすい部類です。
フルサイズキーボードから移ってきても違和感なく使うことができます。
右上の”へ”と”\”キーが小さいのが惜しいですが、それ以外は文句のつけようのない出来。
また、ThinkPadでお馴染みの中央のトラックポイントが使いやすく、モバイル時にマウスがなくてもなんとか我慢できるポインター操作が出来ます。
バッテリー ★★★
約27000mwhです。普通の容量です。
だいたい1.5時間くらいで残り容量が厳しくなってきます。思った以上に短いですが、ハイパワーとのトレードオフでしょう多分。
Luvbook-Jも同じくらいのバッテリー容量ですが、バッテリーだけで5.0時間くらい持ちます。
このあたりで、最近のローパワー・ローTDPのCPUやチップセットのメリットが出ているのでしょうね。
発熱・消費電力 ★★★★
負荷がかかると60℃くらいに上がるときもありましたが、平均45~50℃くらいです。
CPUが80℃に迫るときもあったASUS 1015PXに比べると心理的に楽です。
まとめ ★★★★
バッテリーの持ちがやや短めなこと以外はハイパワーで快適に使えます。
最近こういうモバイルノートクラスのハイスペックモデルは薄くて軽いウルトラブックや2in1タブレットに持っていかれていて、スタンダードな11.6インチノートパソコンはスペックが低めで拡張性なしなことが多いのですが、こういうスタンダードに高性能なマシンも残し続けてほしいです。
最後に2170pとLuvbook-JのCrystalMark比較です。
2世代ほど古いですが、やはり2170pのi5はパワフルです。
↓Elitebook 2170P
↓Luvbook-J
その他気づき
- USBが左右一つずつの2つしかない。地味に困る時がある。
- 電源ボタンが右サイドにある。画面を開かずに電源を点けられるので、モニターつなげて据え置きで使う時非常に便利。
コメント