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3月前後で変わった?Passmark CPU benchmarksのスコア
PassmarkのCPU Benchmarksをよく見ている私ですが、2020年3月以降からPassmarkのバージョンが変わったのか、スコアが下方修正されています。
例えば……
お名前 | 以前のCPU Score | 最新のCPU Score | 増減率 |
Intel Atom N570 | 571 | 374 | -35% |
AMD E1-2100 | 614 | 416 | -32% |
Intel Core2 Duo T8100 | 1,291 | 862 | -33% |
Intel Celeron 2955U | 1,420 | 918 | -35% |
Intel Core2 Duo T8300 | 1,480 | 743 | -48% |
Intel Celeron 3855U | 1,680 | 1,410 | -16% |
Intel Core i3 3120M | 3,219 | 1,948 | -39% |
AMD Athlon 200GE | 5,039 | 4,877 | -3% |
Intel Core i7 7700T | 9,214 | 7,924 | -14% |
AMD Ryzen5 2600 | 14,045 | 13,231 | -6% |
ローエンドのCPUがかなり影響を受けて下がっているのと、Intel系のマイナス補正が高いです。
ここ数年色々と出てきたIntel CPUの脆弱性を織り込んだものか、新しいPassmark?の計測方法が変わったのかわかりませんが、Intel・AMD・VIA含めて全体的にマイナスになっています。
しかし、Core2 Duo T8100とT8300で性能が逆転していたり、このスコアボード一覧、まだ変わったばかりなのかおかしなところがところどころあります。もう少し様子を見たほうがいいのかもしれないですね。
Windows10のボーダーラインは?
前述でまだ様子見と言いましたが、現在のこのスコアボードを参考にしてWindows10が快適に動くボーダーラインを考えてみます。
実際の使用感覚的には、Celeron2955Uで余裕な感じです。こちらは旧スコアで1,420点。これが新スコアで918点とかなり落ちてしまいました。
とはいえやはり実際に使ってみるとナカナカ良いので、
1,000点くらいが新PassmarkスコアでのWindows10ボーダーライン、
といえるでしょう多分。
後残念なところ
今回のスコア変更でリストの内容も変更され、ローエンドもローエンドになってしまったPentiumIII-Sや、VIA-C3のSamuel2コアなど、もうほとんど誰も使っていない忘れられたCPUのスコアも載っていたのですが消えてしまいました。
スコア2とか3とかのネタ要員というか、CPUの進化を感じさせてくれる歴史的CPUたちが消えてしまったのは残念です。今回の変更で0になってしまったため排除されてしまったのかもしれませんが、切り上げてスコア1でもいいのでリストアップして欲しかったナァ。
なんて。終わり。
コメント
シングルスレッドスコアで上位に並んでたAMDチップが軒並み下位に追いやられました。
なんか大きく変更があった感じで、twitter見てると買収なんじゃ?って記事も見受けられるぐらいですよ
情報ありがとうございます。
シングルスレッドのスコアはまだ見ていなかったのですが、
見てみたら露骨に順位変動していますね……。
中身もIntel AMDともに旧世代のものが上位に来ていたりと
ちぐはぐで、この状態が続くとPassmarkは信用できないですね。。。