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ついにデスクトップ向けRyzen 5000シリーズ APUが出ました
米国時間4月13日、Ryzen5000GシリーズのプロセッサーをOEM向けに出荷したとのことです。
そんなことよりRyzen 5 5600無印を2.5万円で出してAMDさん!!!
ま、OEM専用ということで、一般販売予定はないようですが、4X50シリーズのように販売されるかもしれないので5600Gが2.7万円くらいで市場に流れることを期待したいと思います。
とはいえ、GPUがついているため実際は3.3万円くらいとなり、どうせなら0.5万円足して5600X買うわ、という流れになりそうですが……。
旧シリーズとの比較表
ここで旧シリーズと比較してみます。
APUということで、GPUコア数に注目してみましょう。
CPU名 | コア | スレッド | 平均 クロック |
ブースト クロック |
TDP | GPUコア | プロセス ルール |
販売価格 | GPU mark |
備考 |
Ryzen3 3200G | 4 | 4 | 3.5GHz | 4.0GHz | 65W | 8 | 12nm | 1.6万円 | 1582 | |
Ryzen5 3400G | 4 | 8 | 3.7GHz | 4.2GHz | 65W | 11 | 12nm | 2.2万円 | 2163 | |
Ryzen3 4350G | 4 | 8 | 3.8GHz | 4.0GHz | 65W | 6 | 7nm | 2.2万円 | 2190 | |
Ryzen7 4750G | 8 | 16 | 3.6GHz | 4.4GHz | 65W | 8 | 7nm | 4.4万円 | 2658 | GT1030 RX550 レベル |
Ryzen3 5300G | 4 | 8 | 4.0GHz | 4.2GHz | 65W | 6 | 7nm | 不明 | 2400? | |
Ryzen5 5600G | 6 | 12 | 3.9GHz | 4.4GHz | 65W | 7 | 7nm | 不明 | 2900? | |
Ryzen7 5700G | 8 | 16 | 3.8GHz | 4.6GHz | 65W | 8 | 7nm | 不明 | 3400? |
GPUコアがどれも3400G以下って……
GPUコアのマックス搭載数は意外にも、3400Gの11コアがマックスです。4350Gにいたっては6コアと半分ほど。ただ、4350Gは6コアでも3400G以上のGPU性能。4750Gにいたっては、8コアでもGPUスコアが2658と、GT1030やRX550といった、PUBGやWarthunderなどがグラフィック低設定でまあゲームできるDGPUと同等レベルの性能になっています。これはプロセッサー性能の進化ですねー。
ということで、5000シリーズのAPUは少なくとも、前述ゲームをグラフィック低設定で快適にプレイできそうな性能になりそうです。
なぜGPUコアが増えないのか
もし、5000シリーズでGPUコアを12コアにしても、スコア5000くらいだと思います。
最新ゲームが中設定でなんとかできるGeForce GTX1650でもスコア7700と、4750Gに対して2.5倍の性能です。よって、GPUコア増やしても最新ゲームについていけないので、一般用途かライトゲーマー向けへと見切ってGPUコア減らしたのではないでしょうか。24コアくらい搭載すると、きっとグラフィック高設定でプレイできそうですが、CPUのサイズとTDPがとんでもなく上がりそうなのでやらないのでしょうね。さらに価格を考えると、だったらGTX1650やRX5500XT買うよ、ということになりそうですし。
まとめ
AMDさん、Xなし、APUなしの自作er向け普通の値段Ryzen 5000シリーズCPU出してください。
このままでは私は2.4万円のRyzen5 3600を買ってしまいます!!
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