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宅内NASの運用見直し
NETGEARのStora MS2000というホームメディアサーバーを2012年ごろからずーっと使っていました。
1TBのHDDを2台搭載し、RAID1構成としていました。
が、2018年8月頭の落雷で電源が落ちた後、ディスク2が同期エラーに。一時的ななにかかと思い、再同期してもしばらくするとまた同期エラー。CrystalDiskMarkで調べたら、もうご臨終の模様です。30000時間前後が一種の分水嶺といいますが、その通りでした。
ということで、ディスク2は取り外して現在1台体制で運用です。
同時期に入れた1台が死亡確認ということは、もうすぐディスク1も何かが起きそうなので対策を講じることにしました。
*2018年8月25日追記
ディスク1をSMARTで見てみましたが、30000時間オーバーにも関わらず正常でした。当たり外れが大きいですね。
素敵な選択肢
というわけで選択肢は下記です。
- Stora内のディスクを入れ替える
- 別のNASにする
- もうやめる
まず基本に立ち返り、NASを入れるメリットを考えます。
主に下記だと思います。
- 宅内ワークグループでのファイル共有サーバー
- 宅外からStora内の共有ファイルへアクセス
- 音楽、動画の共有メディアサーバーとして宅内・宅外で利用する
今まで運用実績を振り返ると、我が家だと1.としか使っていませんでした。
2、3はセキュリティが怖いため未使用。また3についてですが、NASで直接音楽を聞くと負荷がかかって寿命が縮みそうなので、音楽はそれぞれのPCにコピーして聞くスタイルでした。
ということで、3のもうやめる(専用NASは)こととしました。
とはいえ、共有ストレージがあると便利なのも事実。
*追記:後述しますが、結局中途半端だったのでStoraに回帰しました。
BUFFALOの無線LANルーターの有りモノ機能を利用する
BUFFALO製の無線LANルーターについているUSBポートにストレージをつなげると無線ネットワーク内で共用ストレージとして運用できます。ということで、別の余っている健康なHDDをケースに入れて、USBポートに接続して運用することにしました。
が、ただ差しただけではアクセスできない。
マニュアルを読むと、XFSかFATでフォーマットしたディスクでしかアクセスできない模様。
FATは1ドライブ32GBまでかつ、Windows10だとexFATかNTFSでしかフォーマットできないので論外です。
かといってXFSはLinux系のフォーマットなのでどう今の環境で対応したものかと思いました。この数日前にちょうどLinux系OSであるZorin OSのPCをきれいさっぱりフォーマットしてWindows10にしていたので後悔することしきり。
BUFFALO 無線ルーターにはフォーマット機能がある
が、しかし無線LANルーターメニューにアクセスして、ディスク管理を選択するとFATかXFSでフォーマットできます。
いちいちLinuxマシンを探す必要はありませんでした。
FATは前述の理由でダメなので、XFSでフォーマットすると無事に認識してくれるようになりました。
アクセス方法のクセが強い
ただ、アクセスするためのクセが強いです。下記のどちらかの方法があります。
ちょっとこのあたり、マニュアル読んでおかないと難しいところかと思いますね。
ちなみに今回の無線LANルーターはWXR-1750DHP2でした。他のBUFFALOルーターでも同様にできると思います。
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