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Microsoft Surface Goのレビュー サブ・モバイルマシンとして最適

パソコン
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Surface Goのレビューを始めます

突然ですがSurface Go のレビューをする機会に恵まれました。モデルはSSD 128GB、メモリ8GBの上級戦士の方です。

バーガンディのタイプカバーと、普通のSurface Mouseの組み合わせです。Surface Pro 4と比べるとマウスの大きさが目立ちます。

Surface Goのスペック

HWinfoでチェックすると下記です。

  • CPU: Pentium Gold 4415Y 1.6GHz Dual Core (TDP:6W)
  • メモリー:8.0GB
  • ストレージ:128GB
  • 液晶:10.0インチ 1800 x 1200ドット
  • 重さ:522g(本体のみ)

CPU ★★★★

ProのCore iシリーズやCore mに比べて性能面で不安のあるPentium Gold 4415Yですが、実際に使ってみるとサクサクしています。
まだExcelで大きなクエリを取り扱ったりしていないのでそのあたりの用途だとなんとも言えませんが、Passmarkでは2200点前後と、今使っているマウスコンピューターLuvbook J に載っていて不満を感じないCeleron 3215Uが1600点なので余裕はある方だと思います。Chromeでタブをたくさん開いてWeb閲覧しつつWordPressで記事を書く分には余裕です。

メモリー ★★★★

8GB積んでいるので、だいたいの用途では不足を感じません。

ストレージ ★★★★

128GBありますのでOSとアプリを使うだけであれば十分です。
さらに、OneDriveやNASなどのネットワーク・ストレージや外付けHDDを併用していればなお問題ないと思います。また、他のSurfaceファミリーと同じく、スタンド裏にmicroSDカードのスロットがあり、容量を増やすことができます。

液晶 ★★★★+

Surfaceシリーズらしく、視野角が広く見やすくきれいな液晶です。解像度は1800 x 1200で若干縦長比です。


Surface Pro 4の液晶はサムスン製でしたが、今回はシャープ製です。日本企業製だ!と思いましたが中国の傘下でした。画質は10万円以下のPCとしては出色の出来です。ただ、いつもの光沢液晶ですので、黒い画面でオッサンが映る怪奇現象が発生します。ここは仕事でバリバリ使う人には賛否両論あるかもです。

タッチパネルのお触り感覚はしっとりとしていて上質ですが、指でのスクロール時にカクツクときがあります。マウスのホイールスクロールだと滑らかなので、処理速度の問題ではないと思います。

キーボード ★★★★

10インチのPCなので、タッチカバーのサイズは小さめです。片手を乗せるとこんな感じ。
他のSurfaceと共用のマウスも、Goと撮ると大きく感じます。

しょうがないですが、キーはSurface Proに比べると小さめ。ストロークも浅め。慣れるまでタイポが多いです。と悪いことばかり書いておりますが、あくまでフルサイズのSurfaceと比べたときの話です。10インチサイズのタブレットのキーボードと考えると破格の打ちやすさです。この記事もGoで書いています。

右端の一部キーが小さいことが惜しいですが、サイズを考えると及第点です。
ただ、こんなに大きなタッチパッドはいらなかったので、ファンクションキーをもう少し大きく取ってくれればなお良かったですね。

タイプカバーはProに比べると若干質感が安めです。キーを打つとパコパコ言います。Proだともっと高級な音でした。個人的にはこのパコパコ音結構好きだったりしますが。タイプカバー表皮はアルカンターラのモフモフ感が少なめ。固めた厚紙感があります。

立てて使うためのスタンドはPro譲りで頑丈です。
カメラ、プラグ、USB-C、Surfaceコネクト、microSDの端子が見えます。

バッテリー ★★★★

フルに使って5時間くらいは持ちそうなので、サイズと重さを考えると十分です。

発熱・消費電力 ★★★★★

無音で熱さを感じません。
HWmonitorで見ても、格段に消費電力・熱が少ないのが見て取れます。
この性能でこの省電力、少発熱を実現したのはすごいです。

拡張性 ★★★

USB Type-C x1、イヤホン、Surfaceコネクタ、microSDスロット x1、以上です。
ここはかなり割り切っていますね。親分のProのようにフルサイズUSBやminiDPがあると、机でキーボードやモニターとつなげたりするときに便利ですし、Proのオプションと兼用できて良かったのですが。

仕事でバリバリ使う人は、オプションのSurfaceドックかUSB type-CのUSB・HDMIハブが必要ですね。

サイズ ★★★★★

本体522g、タイプカバー入れて約750g。持ち歩いてプレゼンするときには軽くて便利です。

また、下記のkindle Fire HD8と比べてほとんどサイズが変わらないですが、生産的な作業がかなりしやすいこのサイズ、アリです。フルサイズSurfaceが持ち運ぶにはちょっと重い、でも机の上だとちょっと小さい、と思っていた私にはここまでモバイルに振り切ってくれていると、普段持ち歩いて、机の上だとモニターとフルサイズキーボードつけて使ってやるで!という気になりますね。

ただ、画面出力用のハブかmiracastレシーバーがプラスで必要なのがちょっと残念ですね。出先での説明や、机の上でモニターに繋ぐときにそれらが必要になってしまいますため。

まとめ ★★★★★

Goはモバイル用途特化しており、いろいろとProから切り捨てて出来上がっているマシンです。
しかし、Officeメインで、いろいろ移動しながらPCを使用する仕事人であれば、この性能で十分だし、サイズ感は最高だと思います。

Pro系が重厚長大だと思っている人は、一度手にとって使ってみることをおすすめします。

しかし軽いとはいえ、ノートPCやProに比べての話なので、寝ながらWeb閲覧には向いてないから注意です!

おまけ SurfaceらのCrystalmark比較

Surface Go : Pentium GOLD 4415Y *D2Dエラーで取れず

mouse Luvbook J : Celeron 3215U

HP Elitebook 2170P : Core i5 3427U

iiyama STYLE : IL11 Core i7-7700T

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