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GPX Japanのバイク

バイク
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GPX Japanのバイク

今回はバイクのGPXの話です。

昔、カワサキGPX250R欲しかったですねー。当時、既に出て15年くらい経っていたので、中古で10万円前後でお手頃でした。

でも結局買ったのは……て違う。違うGPXの話です。

タイのバイクメーカーで、デーモン150GR、レジェンド150S、ジェントルマン200を引っさげて日本市場に参入してきました。結構魅力的なので紹介したいと思います。

デーモン150GR / Demon 150GR

白塗りのヘビメタ悪魔で、蝋人形にしてやろうかのイメージばかりですが普通にいい歌も……って違うか。

新しい方のCBR250RRっぽいスタイルのレーサーレプリカタイプのバイクです。サイズは普通のレーサーレプリカの2/3くらい。NSR80チックなサイズのミニ?ミディアムバイクです。

同じような公道2/3サイズレーサーだったNSR80と比較してみました。

名前 デーモン150GR NSR80
エンジン 空冷4ストローク単気筒
149cc
水冷2ストローク単気筒
80cc
パワー/トルク 11.0ps/7500rpm
1.18kgf/7500rpm
12.0ps/10,000rpm
0.97kgf/5,250rpm
ヘッド/テールライト LED ハロゲン
燃料タンク容量(L) 8.0L 7.5L
トランスミッション 6速リターン 6速リターン
始動方式 セル キック
F・Rブレーキ シングルディスク シングルディスク
フロントタイヤ 120/70-14インチ 100/90-12インチ
リヤタイヤ 140/70-14インチ 120/80-12インチ
全長(mm) 1,835 1,580
全幅(mm) 750 625
全高(mm) 1,050 935
シート高(mm) 780 665
ホイールベース(mm) 1,230 1,080
車両重量(kg) 130 88
希望小売価格 \343,440(税込) \250,000(税抜)

NSRと比べると1回り大きく、だいぶ重いですが、高速道路を走ることができるのでこれくらいの体格でOKだと思います。タイヤが14インチなので安定して走れそうです。

残念なのは燃料タンク容量が8リッターなところ。200kmは走れると思いますが、もっと入りそうな外観です。

色は黄、赤、黒、赤/白、灰/白がある模様。

装備はUSBソケットや燃料計やらギアポジションインジケーターやらタコメーターやら、どこかのグラストラッカーより充実しています。これで34万円なのでミニサーキットで走る人などのオモチャとして良さそうですね。

レジェンド 150S / Legend 150S

ホンダのフラッグシップカー……ではなく、クラシックタイプでデュアルパーパスタイプの150ccバイクです。

タックロールシートと低めのフォルムがバンバン200かエイプと競合しそうですが、どちらも絶版なのでモンキー125と比較してみたいと思います。

名前 レジェンド150S モンキー125
エンジン 空冷4ストローク単気筒
149cc
空冷4ストローク単気筒
125cc
パワー/トルク 9.2ps/8,000rpm
1.01kgf/8,000rpm
9.4ps/7,000rpm
1.10kgf/5,250rpm
ヘッド/テールライト ハロゲン/LED LED
燃料タンク容量(L) 11.5L 7.5L
トランスミッション 6速リターン 4速リターン
始動方式 セル セル
F・Rブレーキ ディスク/ドラム シングルディスク
フロントタイヤ 110/90-17インチ 120/80-12インチ
リヤタイヤ 120/90-17インチ 130/80-12インチ
全長(mm) 2,015 1,710
全幅(mm) 830 755
全高(mm) 1,100 1030
シート高(mm) 790 775
ホイールベース(mm) 1,340 1,115
車両重量(kg) 130 107
希望小売価格 \259,200(税込) \432,000(税込) ABS

モンキーが高めですが、ABSついていたり、メッキパーツ多かったり、各部の仕上げが丁寧だったりするのでここは仕方のないところです……でも同じタイ生産なんだよなぁ。

色はマットブラック、マットグリーン、マットグレーです。マット仕上げ塗装なので手入れが大変そうではありますが、かなり安く、魅力的なスタイルなので惹かれます。

お安いですが燃料計、ギアポジションインジケーター付き。どこかの(以下略)。

燃料タンクが11.5Lもあるのでのんびりツアラーとして良さそうですが、キャリアを付けるスペースがなさそうなのが気になります。

ジェントルマン / gentleman 200

最近流行りのヤマハのXSR900やドゥカティのスクランブラーみたいなネオクラシックタイプです。200ccなので高速もまあまあ走れると思います。ラインナップの中でツーリングに1番向いていそうなモデル。

200ccらしからぬ、重厚感あるスタイルがそそります。

これは同じような車格のグラストラッカーと比較してみました。

名前 ジェントルマン グラストラッカー
エンジン 空冷4ストローク単気筒
197cc
空冷4ストローク単気筒
249cc
パワー/トルク 11.5ps/7,500rpm
1.34kgf/7,500rpm
19.0ps/7,500rpm
2.10kgf/5,500rpm
ヘッド/テールライト ハロゲン+LED/LED ハロゲン
燃料タンク容量(L) 12.0L 8.4L
トランスミッション 6速リターン 5速リターン
始動方式 セル セル
F・Rブレーキ Dディスク/ディスク ディスク/ドラム
フロントタイヤ 110/70-17インチ 3.00-18インチ
リヤタイヤ 140/70-17インチ 120/80-17インチ
全長(mm) 2,020 2,050
全幅(mm) 790 900
全高(mm) 1,160 1130
シート高(mm) 730 750
ホイールベース(mm) 1,400 1,325
車両重量(kg) 160 136
希望小売価格 \361,800(税込) \430,920(税込)

グラストラッカーとほぼ同じサイズですが、ジェントルマンは結構重めです。まあ、グラストラッカーにはなんにもついていない+燃料タンク容量が3.6Lも違うということもありますが……。

お値段はスズキが7万円ほど高いですが、+50cc分、FI(フューエルインジェクション)、日本生産(だった)と考えればスズキはかなり頑張った価格だったでしょう。余計な装備はなんにもついてないけど。

ジェントルマンのカラーはブラックとブルーグレー。ブルーグレーがスズキのコブラ250っぽくてちょっとそそられます。

まとめ

スペックに共通するもの

どれも燃料計やタコメーター付き、LEDランプ採用車種が多いなどコストパフォーマンスに優れたモデルが多いですね。ABSがついていれば文句なかったのですが。

あとはトランスミッションが6速なので、排気量の割に高速が伸びそうでバイパスや高速道路の巡航が楽そうです。

ただ、どれも燃料供給装置がキャブレターなので、季節による始動性変動と今後の排ガス規制対応がどうなのかというところが気になります。日本はタイよりも寒暖の差が激しいのと、標高差も結構ある(バイク乗りは山に行く 勝手なイメージですが)のでそこらへん気になります。

150cc以上のラインナップ

どれも150cc以上なので原付2種のように任意保険をファミリーバイク特約にして維持費を安く済ませることができないのですが、オッサンであれば任意保険は安いので趣味車としてはいいのではないのでしょうか。

スタイルがおしゃれなので若者も背伸びして買うのもいいかもです。車体価格は安いので、装備やカスタムにお金掛けられるし。

気になるのは品質

調べたところ、タイ産のホンダのバイク(CBR250RやNSR150SP)と品質はあまり変わらないようで、かっこいいのに中国製造で色々問題のあったメガリ(2017年撤退)のような悲惨な状況にはならなさそうです。

その他情報

スペックの詳細や本国でのラインナップはこちらから。

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