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ソケットAM4のリテンションが折れた話

自作PC
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会社のパソコンが熱暴走

会社の、現場に置いてデータハブにしているパソコンがよく落ちるということが頻発。

同僚が見に行ったところ

CPUクーラーのリテンションが折れてCPUクーラーがCPUから離れていて熱暴走

とのこと。

しょうがないので横置きにして、クーラーが重力でくっつくようにして、だましだまし使うことにしました。

リテンションというのは↓のようなものです。

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このパソコン、マウスコ○ピューターで購入したスリムデスクトップで、もう2年半くらい使っており、メーカー保証は1年で切れています。

そのため自分たちで直す必要があります。

交換パーツ届く

早速リテンションキットを注文しましたが、商社を通すので届くまで結構時間がかかります。

届いた頃にはなんだっけコレ?となるときもしばしば。

通常2週間ほどで来るのですが、マニアックな部品のためか1ヶ月ほどかけてようやく届きました。

パソコンを引き上げてきてバラしてみると、下記のような感じ。

バッキバキやね。CPUグリスもカラカラです。

このグリスが固まってカピカピになっているCPUはA6-9500。

Zenシリーズが出る前のCPUで、AM4ソケットです。

65W / 3.5GHz / 2コア4スレッド / GPUは6コアRadeonで、スペックはすごそうですが、35WであるAthlon200GEの40%のCPU性能と85%のGPU性能しかありません。

このパソコン、5,000円プラスすればAthlon200GEモデルになったのですが、そこは私の趣味会社の都合でこれにしました。

マザーボードはAS○SのPRIME B350M-Aでした。

間違いないチョイスですが、まさかリテンションが折れるとは。

折れた部分だけピックアップ。

ベースプレートはそのままにして、リテンションだけ交換しました。

交換した結果

交換しました。

ネジ回して交換するだけなので難易度1です。

はーよかっ……!?

CPUがAthlon 200GEに!?

このPCは今後さらに多くのデータを収集する予定があり、負荷が上がるので、上司の許可を得てついでにグレードアップしました。

で、なんで折れたか考察

今までリテンションが折れたのは、ヤフオクで落とした古いAM2のマザーボードのリテンション(AM4と共通)くらいです。

これは経年劣化によるものだと思いますので、今回のように2年チョイで折れるのは解せません。

そういえば写真には残していませんでしたが、CPUファンに油を含んだホコリがたくさんついていました。

現場に置いているので、どうしても設備からの油煙を吸い込んでしまい、そのせいでABS樹脂が劣化したのでは……と考えています。ABSは鉱物油に弱いそうですし。

今後どうするの

フィルターを取り付ける、としてもメンテナンスが面倒です。

なので、そもそもファンのないPentium Silverなどの省電力・低発熱CPUかつ、回転部品のないSSDのパソコンをチョイスすべきなのかなぁと思いました。

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