この記事のもくじ
前回のあらすじ
要約 : ジャンクパーツで組んだPCに新品ビデオカードを用意するのがもったいないので、ヤフオク!やハードオフのジャンクコーナーで買ってきたものでなんとかしてみた。
スコアはわかったけれど実際重要なのは
リアルワールドでは、カードのサイズ、消費電力、熱さ、騒音が重要になってきます。
それぞれのカードでそのあたりがどうなのか見ていきたいと思います。まずはGT 200系から。
GeForce GT 220
Zotac製のロープロファイルタイプです。調べましたがメーカー型番不明。
成績振り返り
- Passmark : 349点
- CineBench R15 : 16.40fps
- ドラクエXベンチマーク : 2068点(やや重い)
スペック振り返り
- サイズ : ロープロファイル対応
- メモリー : DDR2 1GB
- 出力 : HDMI、DVI、D-sub(ロープロ時はなし)
- スロット : 1スロット
- 消費電力 : 58W
- 外部電源 : 不要
感想
消費電力58Wの割には成績が振るいませんが、Windows10でYoutube見たりビジネスソフト動かす分には十分です。また、58Wをフルに消費していることもあまりないようで、普段は20W~30Wくらいの消費電力です。
そしてファンは小径ですが、結構静かでケースの中に入れてしまえば音は気にならないレベル。
また、小ぶりなロープロファイルサイズかつファン付きという構成なのでカードの幅が狭く、長さも短く、ヒートシンクが薄く低いためケース内でかさばりません。ケース内のCPUの補助電源ケーブルやファンのケーブルの取り回しを邪魔することがないので、色々なケースに気軽に入れて動作チェックに使うことができます。
大きなサイズのビデオカードだと、補助電源ケーブルなどの経路にビデオカードが干渉してケーブルとビデオカードが接してしまい、ケーブルがピーンと張って心配になることもありますが、それがないです。
性能面は下ですが、小回りが効いて使いやすいと思います。
評価 : ★★★★☆
購入時価格 : 1,500円(ハードオフ)
GeForce GT 240
MSI製のN240GT-MD512-OC-D5です。2009年発売。
512MBですが高速なGDDR5メモリー採用というアッパーミドル?ハイローエンド?
成績振り返り
- Passmark : 649点
- CineBench R15 : 37.76fps
- ドラクエXベンチマーク : 4242点(普通)
スペック振り返り
- サイズ : フルサイズ
- メモリー : GDDR5 512MB
- 出力 : HDMI、DVI、D-sub
- スロット : 2スロット専有
- 消費電力 : 69W
- 外部電源 : 不要
感想
消費電力69Wと、PCIスロットの給電限界75Wギリギリに挑戦しているボード。
500円で手に入れたのであまり期待していなかったのですが、性能は申し分なく価格以上です。ただ、電力の消費が激しめなのと、ファンの甲高い音がかなり気になります。ファーーーンという音が目立ちます。
またフルサイズなのでスリムケースには使えません。使えるミニタワーサイズケースでも、ビデオカード横幅が広くケース内の配線に干渉することがあるので気を使います。
最近の下に電源を置くタイプのケースとは相性が悪いです。
性能はGT710レベルなので(ただしDirectXは10.1まで)、ファン音を気にしないのであればGT 220より安めの相場なのでいいかもです。
評価 : ★★★☆☆
購入時価格 : 500円(ハードオフ)
次回予告
次はGeForce 600系です。といってもGT 610とGTX 650だけですけど。
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