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VIA EPIA-ME6000を無駄にフル空冷する 140mmファンとサイズのケース・旋風ってどうなのの巻

自作PC
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VIA EPIA-ME6000を手に入れた

この前のMini-ITXマザーボードのEPIA-M10000と同じCLE266チップセットを搭載しているなど、基本構成が同じでCPUがファンレスのC3(Samuel2コア 600MHz)に換装されているものです。

ファンレスに惹かれてヤフオクでゲッツしてみました。
バックパネルがないだけで、結構きれいな状態です。

電解コンデンサーは台湾製だと思いますが、M10000のような膨らみもなく無事です。

ヒートシンクを外したトコロ。
燦然と輝くEDENプロセッサー。600MHz。

早速Windows98を走らせてみると、SpeedFanでの温度は44~50℃前後で推移しています。
ファン付きのM10000とだいたい同じ温度推移です。

さて、これをどういうふう使いますか……という話。

サイズのケース・旋風を活用する

巨大すぎて使いみちがなく余っていたサイズの旋風をフル活用することにしました(この当時)。

フル活用なので、ファンも全部付けます。

このケース、最大7基ファンを搭載でき、初期時では全面に140mmx2、背面に120mmx1を搭載しています。それに4基の140mmファンを追加購入して、ファンレスマザーボードを無駄に全部のファンで冷却することにしました。
その他色々買いましたが、ファン関係のものを紹介。

購入したもの

ファンは140mmを4つ買いました。
AmazonでNovonestの3個入り1580円と、GEILDの白いファンSILENT14を1個です。

ケースとフィルターの間に入れるフィルターも買いました。
ファンがホコリだらけになるのを少しでも遅らせたいためです。
マザーボードにはケースファンとCPUファンのコネクタ2つしかないので、5インチベイのファンコントローラーも購入。
中華Stwのタッチ画面5.25インチ5Wayファン速度コントローラーです。

取り付け

前面のもともとついていた140mmファン2基(写真右端)。

左側のもともとついていた120mmファンと上部につけた140mmファン2基。

サイドパネルに取り付けた140mmファン2基。

ファンレスマザーを巨大ファン7基で冷やします。
吸気と排気はこんな感じにしました。

 

140mmファン(一部120mm)+フィルターの感想

120mmx1と140mmx6と7基もファンがありますが、1000rpm満たないスピードでゆるゆるまわっているため静かです。
机の下に置いておくとほぼ無音です。その割にはまあまあ風量が出ています。
他のEPIA-M10000やM800のマザーボードやそのコンパクトケースについている80mmや40mmのファンだと甲高いノイズがするのですが、それがすっかりなくなりました。
また、マザーボードファンレス、2.5インチHDD、DVDもスリムドライブ、ということでそもそもファンの口径以外もかなり静かな構成のPCになっています。電源の玄人志向の400Wのファンノイズが心配でしたが、こちらもケースの中にあるとほぼ無音です。
巨大ケースに巨大ファンでゆるゆる冷やすのは結構個人的に気に入りました。置き場所に余裕があればおすすめですね。

140mmファン比較

今回、NovonestとGELIDの2つのファンを買ったわけですが、Novonest 1個527円、GELID 1個892円。
性能の差はあるのかというとトコロですが、結構ありました。
  • どっちもノイズレベルは変わらない
  • 風量はGELIDの方がかなり大きい
  • Novonestには、ネジ穴の部分に貼る防振ゴムシートがついている
  • GELIDはタップネジではなくキノコみたいなゴムブッシュがついていて取り付けにくい(結局手持ちのタップネジで止めた)

風量がだいぶ違うので、ハイスペックなマシンを組む方はGELID以上がオススメですが、安く手軽に済ませたい方はNovonestで十分だと思います。ただ、ホコリフィルター挟むと風量がだいぶ減ってしまうので、フィルターをつける方は風量強めのGELIDのようなファンを選ぶ方が冷却面で良いかと思いました。

ファンコントローラーについて

Amazonで一番安かった2999円の中国製Stwファンコントローラーを購入。
評価がかなり低かったので人柱覚悟です。

とりあえず、液晶はしっかり今の所映り、タッチ不具合もなくコントロールもできている感じ。
結局今の所、ファンごとにコントロールする必要もない温度のためにAUTOモードで使っているのでこまめなコントロールはしていないのですけれども。今のところは、きれいな画面で満足しています。また何かあったらレポートします。

また、このコントローラーの温度は線から取るタイプで、なるべくCPUに近いヒートシンクの部分に取り付けましたが、SpeedFanなどのアプリのセンサーと比べると10℃くらい低く出ます。

温度まとめ

で、結局CPU温度がどうなったかです。

  • もともとの時→44℃~52℃くらいまで
  • フルファン時→44℃~50℃くらいまで

ほぼ変わりませんでした!

ただ、負荷をかけたときの温度の下がり方が早くなりましたし、50℃以上になることが少なくなった気がします。
いずれ中身を嫁に内緒でRyzen 2400Gとか3400Gとか(出るのか?)に替えて行きたいので、その時これで十分クーリングできるかどうかも楽しみです!

最後にEPIA-ME6000のベンチマーク

M10000の1GHzのNehemiahに比べてだいぶ遅いME6000。
それでもまあゲームしているときにもっさりしたり、という感はないです。まあサクサクと言えるレベルでWindowsXPとそのゲームができるかな、という感じ。

実際その性能を当時流行ったCrystal Markで見てみました。

EPIA-ME6000(C3 600MHz)

EPIA-M10000(C3 1.0GHz)

C3でもクロック+コアが違うので性能が違いますねー。

最後に今のメインマシンのi7-7700Tのベンチマーク。

50倍の性能差。
圧倒的ではないか我が(以下略)。
でも大丈夫、ME6000でもWindowsXPはある程度サクサク動くのだから!

追記

ファンにメッシュパネルをつけて防塵しているのに、マザーボードME6000のIOパネルがなくそこからホコリがガンガン入ってくる矛盾に気づき、現在、M10000に換装して使用しています。

CPUにファンも付いているので41℃くらいでゆるゆる動いています。

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