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ジャンクビデオカードのお掃除

自作PC
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やっぱりジャンク品は汚いので

最近ハードオフでグラフィックボードをいくつか仕入れたわけです。

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しかしやはりジャンク、色々と汚いものです。

汚くても動くのが半導体の良いところですが、どこの誰が使ったのかわからない汚れを家に持ち込むのも嫌なので掃除をすることにしました。

分解してみる

今回はGeForce GTX 650です。

分解に用意するものは小・大のプラスドライバー。

一番上のファン部分からパカパカと外していきます。だいたいファンの下に3つのネジが付いているので、ファンの合間を縫って外してファンを外します。その後ファンケースを外します。ツメでのはめ込みだったりネジ留めだったりしますが、パカパカ外れると思います。

ファンを外したら出てくるヒートシンクは裏側のネジを外して取り外します。

これでファン、ファンケース、ヒートシンク、ボードに分かれます。

観察してみる

まずファンをじろじろと眺めてみます。

よくわからない埃っぽいものが付着しており、っていうか埃っていうレベルじゃねーぞ!泥?砂?という感じです。

あとはヒートシンクの隙間に埃が溜まっていたりします。

ボードの方も、コンデンサーの側面や画像出力端子の陰に埃が付着していたりします。

というわけで掃除する

用意するもの

  • ウェットティッシュ
  • 精密マイナスドライバーか細い棒
  • 先の細い綿棒
  • パーツクリーナー
  • CPUグリス

ファンの掃除

まずはファンをウェットティッシュで地道に掃除していきます。5分も拭いていれば下記のようにきれいになってくれます。

埃とその他をまとめてぶっ飛ばすためにパーツクリーナー吹きまくったり水にドブ漬けするのは、中央に回転する電子部分があるのでNGです。

ヒートシンクの掃除

掃除後の写真しかないのですみません。

下記のような細いスキマにこびりついている埃を掃除するわけですが、ウェットティッシュをヒートシンクの上に引いて、スキマよりも細い精密マイナスドライバーでウェットティッシュをスキマに押し込んで行きます。

これで簡単に早くスキマの掃除ができます。ギリギリサイズのドライバーでやるとウェットティッシュが破れてヒートシンクにキズが付くので細いモノがいいです。

パーツクリーナーで吹き飛ばすこともできますが、細かいホコリが残るのでこちらの方が確実です。

ボードの掃除

細い綿棒の先に水か、パーツクリーナーを付けておいてコネクター端子の隙間を拭いたり、GPUコア部分のおそらくカピカピに乾いているであろうグリスを拭き取ったりします。

裏側も同様にチマチマ掃除していきます。

汚れがひどい場合は、ボード全体にパーツクリーナーを吹いて拭き取るのもありです。特にボード裏側だとなにかよくわからない汚れが全体に乗っていることもあるのでパーツクリーナーを吹いてゴシゴシやるといいです。

掃除ができたら、GPUのコア部分にグリスを塗り直してヒートシンクを取り付け、分解と逆の手順で組み付けていきます。

まとめ

組み付けると結構きれいになったビデオカードがそこにあるはずです。

シルバーの金属部分の劣化などは避けようがないですが、埃がなくなるだけでだいぶ見違えます。

愛着も湧くようになるのでオススメ。

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