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17年前の「VIA C3」プロセッサにバックドアが見つかる

パソコン
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今VIA C3が熱い(悪い意味で)

このサイトでフィーチャーし、現在我が家で不定期に3台稼働し1枚マザーが余っているVIAのC3ですが、今更バックドアが見つかったようです。

17年前の「VIA C3」プロセッサにバックドアが見つかる
GitHubで活動するdomas氏は9日、かつてVIA Technologiesが開発したC3プロセッサに、バックドア「rosenbridge」が存在することを突き止めた。詳細はハッカー向けイベントBlackHatEventsで報告された。

搭載されているチップのデバッグ用バイパス機能が有効化できるというもので、数行のアセンブラコードでPCを管理者権限で操作できるようになるというものだそうです。どうなるかよくわかりませんが、接続されるとリモートでファイルを消されたりするのでしょうか。対策プログラムは用意されているということです。

最近話題になった主にIntel系のCPUで処理速度が落ちる「Spectre」「Meltdown」と違い処理速度が落ちることはないので、ただでさえ遅いVIA C3が対策で遅くなることもなく、ネットにつなげていないマイPCは安全かと思います。たぶん。

また、影響はNehemiahコアのみなので、Samuel2らは安心ですね。

一番影響を受けるのは

VIA C3の主戦場は、前にも紹介したSTBのような組み込みシステムです。

一時期オークションなどで化粧品会社のC3組み込み端末が放出されていたり、結構いろいろと使われていたようで未だに可動している端末もあるようなので、POSやATMでもしも今だに使用している会社があると、システム担当者が調査と確認で大変なことになりそうで苦労が今からしのばれます。

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