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ついにRyzen5 5600を買いました
昨年の5月にこちら書きました。
というわけで、どんだけ待ってもZenZen、Ryzen5 5600無印が出そうにないので Ryzen5 3600を買ってしまいました。
で、その後の2022年4月にRyzen5 5600が出ました。
が、30,000円と結構高くて躊躇していたのですが、7月のアマゾンのプライムデーで22,000円というセール価格になっていたので、つい購入してしまいました。
5600Xも27,000円になっていたので迷ったのですが、5600は生産ロットが5月半ばからの生産品以降B0→B2ステッピングになっていてより省電力になっているらしい、一方5600Xは古い在庫も混ざっていて、B0品が来る可能性が高い、ということで無印5600を選びました。
AMDのHPだと、ただの内部構造の効率化なので特に変わりませーんと書いてありましたが、海外の検証サイトだと最大-9℃、30W削減という結果もあり、であれば、やっぱりB2ステッピング狙いで5600です(フラグ)!
届いたわよ
届いてワクワクで開封したところ、CPUに2020 AMDと書かれていてちょっと不安になりました。
取り付けてCPU-Zで見ると、VRM-B0と書かれていて、B0ステッピングやないかい!
これ初期生産分の売れ残りセール品か!?これが噂のkonozamaか!?
ポエム
B2と比べればそりゃちょっとは違うかもしれないけど、そんなに大差はないってメーカーも言ってたし、 それは間違いないと思う。 速度にかんしては多分B0もB2も変わらないでしょ。 B2使ったことないから知らないけどB2でそんなに変わったらアホ臭くてだれもB0なんて買わないでしょ。 個人的にはB0でも十分に速い。 嘘かと思われるかも知れないけど(略)それだけでも個人的には大満足です。
と、手のひらクルックルッで自分を納得させました。
性能比較
Passmarkスコアを見ると、下記のようになっています。
3600に比べて5600はマルチで17%性能向上しています。シングルコアのスコアは26%良くなっていますね。
Ryzen 5 | 1600 | 2600 | 3600 | 5600 | 5600X |
アーキテクチャ | Zen | Zen+ | Zen2 | Zen3 | Zen3 |
プロセス | 14nm | 12nm | 7nm | 7nm | 7nm |
コア/スレッド | 6/12 | 6/12 | 6/12 | 6/12 | 6/12 |
TDP | 65W | 65W | 65W | 65W | 65W |
Passmarkスコア | 12330 | 13253 | 17827 | 21511 | 22008 |
シングル | 2071 | 2203 | 2571 | 3228 | 3358 |
対前世代性能向上率 | 7.0% | 25.7% | 17.1% | 19.0% | |
2022年7月価格 | \7,000 | \10,000 | \23,000 | \22,000 | \27,000 |
価格の補足 | 中古価格 | 中古価格 | 新品セール | 新品セール | 新品セール |
コスパ 高いほどヨシ (スコア/円) |
1.76 | 1.33 | 0.78 | 0.98 | 0.82 |
動画のCPUエンコード時間比較
動画のCPUエンコード時間で比較してみました。
エンコード対象の動画は下記のリーフの動画。エンコードソフトはVegas Pro 19です。
フルHDでやると時間がかかるので、条件はHD(1280×720)のコマ数は25fpsとしました。
CPU以外の条件は同じです。CPUクーラーはサイズの超天です。
まず消費電力と温度。低いほうが良いです。
平均温度以外は5600の圧勝。
5600の温度、ハードウェアモニターでボケーッと眺めていましたが、無負荷時でも30℃台に入ることがほとんどないのが気になりました。それでもピークの発熱が圧倒的に減ったのは良いです。
続いて動画のエンコード時間とfpsです。
5600が17%ほど3600より早くなっており、ほぼPassmark通りの性能向上となっています。
体感的にも、VegasでWQHDサイズの動画を並べて編集するような重い処理が、若干早くなったような感じがあります。また、エンコード時に温度が上がらないので、CPUクーラーやケースのファンがボワーッと一斉に回りだすこともなく、静かで快適になりました。
というわけで、5600に交換して良かったです。
B2ステッピングだと文句なかったけどな!!!
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