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日産ZESP3改定 改悪で解約

日産
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日産ZESP3の改定

日産の電気自動車の充電プログラムZESP3の改定が発表されました。

大きな変更は下記です。

  1. 10分単位充電から1分あたりの充電へ変更
  2. 他のメーカーの電気自動車を除外
  3. 3年契約とその割引の廃止
  4. 分当たり単価の大幅値上げ
  5. シンプルプランが550円→1,100円へ

改定前

改定後

1.  10分単位充電から1分単位の課金へ変更

これはまあ嬉しい変更です。

充電量70%以上からは充電が鈍くなるので、そこで充電を切り上げればリーズナブルではあります。

2. 他のメーカーの電気自動車を除外

これもディーラー充電器などをよく使う人に良い変更です。

充電しようとディーラーに行ったら先客にテスラが居てなんか複雑な気分になることがなくなります。

3. 3年契約とその割引の廃止

これは改悪です。

携帯電話よろしく、3年契約すると月額料金から1,650円引かれていましたが、これがなくなりました。

急速充電100分/月プランだと月4,400円払う必要があります。

4. 分当たり単価の大幅値上げ

これも改悪です。

プレミアムプランだと、プラン無料分以上の充電をした際の料金が2割ほど上がっています。これはまあしょうがないです。

一方シンプルプランは55円/分→99円/分とほぼ2倍になりました。

今まで30分1,650円で急速充電できていたものが、30分2,970円とバカ高になります。

ちなみにe-Mobility Powerのビジター料金単価の方がよっぽど安いです。

EVドライバーの方 - 株式会社e-Mobility Power
電気自動車のユーザー様に向けたお役立ち情報を掲載。充電器の運休情報やMAP情報、EV充電器の使い方、充電器・車両の不具合情報、e-Mobility Power会員料金やお申込方法をご案内しております。

5. シンプルプランが550円→1,100円へ

これも改悪です。

スマホで毎回ビジターパスワードを発行する代わりにカードで認証できる権利をやろう!というシンプルプランですが、月額が2倍の1,100円に上がりました。

年間13,200円とクレジットカードのゴールドカードが持てる金額です。

急速充電のカード認証以外に、日産レンタカーの割引サービス(最大50%引き!)が付いていますが、よく使うコンパクトカークラスは15%~20%しか安くならないのであまり旨味がないです。

またレッカーサービスが付いていますが、JAFや普通の任意保険に入っていれば付いているのでいらないです。

まとめ

ということで、私は即解約しました。

このプラン、アリアやリーフe+のような60kWh以上の大容量のバッテリーを搭載しているEVであればまあしょうがないというところではありますが、私のサクラのように20kWhしかバッテリーがない車だと超割高です。

電気代高騰はわかりますが、サクラが結構売れている中で、バッテリー小さいEVは遠出すんなやともいえるこの改定は今後のサクラの販売にダメージだと思います。現行法だと難しいですが、充電した電力による従量課金制にしてくれれば納得感があるのですが。

アリアがロクに量産できていない、リーフe+が100万円値上げ、サクラはバッテリー小さい、40kWhリーフはいい加減古い、とテスラやBYDに対して全然EVを量産量販できていない、アドバンテージがない、という中でこの改定は日産はEV売る気がないのかなぁと思ってしまいます。

こんな改悪がされるならEVじゃなくてハイブリッドにすればよかった、というのが今の正直な気持ちです。

また、電気代高騰が収まった後にちゃんと料金戻すのか?というところを生暖かく見守りたいと思います。

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