この記事のもくじ
トヨタ販売チャンネル統合
トヨタの販売チャンネル統合、国内車種半減という記事が日経・ロイターなどで出ており、2020年5月から2年ほど前倒しで統合が始まるようです。

トヨタは現在唯一日本国内で多チャンネル販売をしていますが(ネッツ、カローラ、トヨタ、トヨペット、レクサス)、国内販売の縮小を考えた上での生産効率、販売効率の向上のためトヨタ系を1チャンネルに販売を絞り、重複車種の削減を図る模様です。統合トヨタとレクサスになると思われます。
60車種を30車種にするということなのですが、国内60車種もあるんかい!ということにびっくりしました。
また、あとここ最近、集計方法と販売戦略のからくりで普通車販売トップを日産ノート、ミニバン販売トップを日産セレナが獲っているので、ノア・ヴォクシー・エスクァイヤなどを車種統合して1車種のバリエーション化にし、販売トップを盤石にしたいという思惑もあるのかもしれません。
削減車種予想選手権
ということで、削減される車種を予想したいと思います。
60車種はレクサスや商用車込みのようで、トヨタの普通車のみ(スポーツチューンのGRMNとダイハツOEMの軽自動車は含まない)だと35車種でしたので、それで見ていきたいと思います。
*商用車含めるとトヨタブランドだけで70車種くらいになって計算合わないのですが、そこはまあ勘弁してください。
青字は、車種統合されてもなんとかカスタムとかが車名後ろについて作り分けが続きそうな車種です。
コンパクト:8車種→3車種
ここで予想する前に、いつのまにかオーリスが消えてました。
- アクア→継続
- ヴィッツ→継続
- タンク、ルーミー→どちらかに統合かバリエーション化
- カローラスポーツ→販売伸びず消滅orカローラシリーズとして統合
- ポルテ、スペイド→タンクシリーズの登場で役割終了
- パッソ→タンクシリーズの登場で緩やかに役割終了
ミニバン:9車種→4車種
エスティマのモデルライフが長い。日産のゾンビ車種(キューブ、ジューク、マーチ)並か以上に長い。
- アルファード・ヴェルファイア→1つの車種で顔違いのバリエーション展開(どっちに統合するのか悩みますが)
- ノア・ヴォクシー→1つの車種として顔違いのバリエーション展開(これもどっちに統合するのか悩みますが)
- エスクァイア→他の兄弟車の顔が同じくらいいかつくなったので役割完遂し販売終了
- シエンタ→継続
- エスティマ・エスティマハイブリッド→今型でロングライフ全うし昇天
- ハイエースワゴン→商用ハイエースがある限り継続
セダン:10車種→5車種
ベーシックなジャンルですが、結構異色なラインナップ。
SAIってもう消えたんですね。
- クラウン→継続
- カローラアクシオ→継続
- カムリ→継続
- センチュリー→継続 トヨタのプライドと余裕の象徴
- プリウス・プリウスPHV→継続
- プレミオ・アリオン→今型でモデルライフ全うし大往生 代替はカムリかプリウス
- マークX→今型でモデルライフ全うし大往生 代替はカムリ
- MIRAI→思ったより燃料電池自動車市場が伸びず終了。代わりにクラウンあたりの燃料電池仕様が出そう。
ワゴン:2車種→1車種
欧州ワゴンのアベンシスはいつの間にか消えてました。
サクシードワゴンもいつの間にか終売でなくなっていて結構寂しい。
- カローラフィールダー→継続
- プリウスα→ノア・ヴォクシーなどのミニバンHVが出ているので役割終了
スポーツ:2車種→1車種
86の最近の販売台数は400台/月くらいの模様。採算取れているんでしょうか。
- 86→今のモリゾー社長交代後なくなりそう。スープラが出る話もありますし。→スープラ出ました
- スープラ→いったんは続くが、2025年くらいに今モデルで終了しそう。
SUV:5車種→4車種
あれ?RAV4どこ行った?→復活しました。
- C-HR→次代くらいまで継続しそう
- ハイラックス→希望者にひと通り行き渡りそうな2年後くらいに終売しそう 日本だと巨大ですし……
- ハリアー→レクサスNX・UXへどうぞで終売
- ランドクルーザー→継続 センチュリー・クラウンと並ぶトヨタのプライド車 と思う
- ランドクルーザープラド→継続
- RAV4→日本では大きすぎる気がしますが、どうなることか
まとめ
勝手な予想で、35車種→17車種に削ってみました。
が、名前が統合されても作り分けされそうな青字のもの(アルファード、ヴェルファイアなど)を別車種として入れると21車種。それでも結構減りました。2年後くらいにこの通りになっているかどうか楽しみです。
商用車の方が……
商用車の方がチャンネル違いの都合による名前だけ違いが多いですので、そちらの削減代が大きいかもしれません。
プロボックスとサクシード、ダイナとトヨエース、など。
そう考えていくと、チャンネル統合だけで商用車も名前統合で1/4減、ブームが終わった乗用車のモデル整理で1/4減、てな感じで最終的に半減というのも結構妥当な話なのかもしれません。
2023年答え合わせ
逆に増えとるやないか!!!!
コメント
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