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サイズのケース旋風に色々CPUクーラーを付けました
フルタワーサイズのサイズのケース、旋風。
ケースファンがフロント2個、トップ2個、サイド2個、リア1個の計7個が付きます。
こちらにサイドフロータイプの虎徹Mark2を取り付けましたが……
下記のように、ケースの高さ一杯一杯です。
ケースファンを1個外さないと使えません。スリムタイプのケースファンも入らない無慈悲なクリアランス。
仕方なくケースファンを取り外して運用していたのですが、やっぱり気になる。
温度は最低35℃、最大60℃前後で冷え冷えなのですが、サイドファンをフルに使いたい!というわけで、Ryzen5 3600を購入して換装するついでに、トップフロータイプの大手裏剣 参と、超天を購入して試してみました。
また、せっかくサイドファンが付いているので、トップフロー型の方がサイドファンの風を受けて、マザーボードやグラフィックボードに風をより効率的に送れるのではないかという心理的安定を求めてみました。
大手裏剣 参の高さは69mm+13mm=82mm
大手裏剣参は、ロープロファイル対応の低めのCPUクーラーです。
ヒートシンクは面積は大きいのですが、やや薄いのとヒートパイプが短めなのが気になります。また、付属しているファンはKAZE FLEX SLIM 12mmなので、虎徹Mark2の25mmファンに換装しました。そのため、高さは82mmとなりますが、このケースであれば余裕。
↓25mmファンに換装した大手裏剣 参。25mmファン用のネジも標準付属。オールインワン。ただ12mm、25mm共にファンのネジを締めすぎると、ヒートシンク側の受け金属プレートが簡単に曲がるので注意してください。
ヒートシンク自体の取り付けは、マザーボードのバックプレートの上に専用のブラケットをネジ止めするタイプなので簡単です。
冷却能力はまた最後に!
超天に換装 = 高さ120mm
で、大手裏剣 参でしばらく運用していましたが、ちょっと温度が気になりまして、超天を追加購入しました。
こちらは虎徹のトップフロー型コンセプトということあり、ガッシリしたヒートシンクと長いヒートパイプが特徴。さらに高さが120mmと虎徹Mark2より34mm低くなっているので、ケースのサイドパネルに取り付ける25mm厚のサイドケースファンも入るようになり、また再び、7個のケースファンで運用できるようになりました。
このCPUクーラーファンをKAZE FLEX SLIMへ交換すれば、-13mmできるので幅の狭いケースでも、トップフローCPUクーラー+サイドケースファン行けるかもです(でもこのご時世、幅の狭いケースかつ、サイドケースファン仕様はないですね……)。
クーラーの取り付けは、AMD系の場合は↑の写真のプッシュピン部分のブラケットを取り外します。そしてマザーボード側にWraith PrismなどAM4用のノーマルCPUクーラー取り付け用のブラケットをマザーボード側に取り付け、クリップで引っ掛けるタイプ。
クーラーの取り付け時、クリップのしならせ方にコツが要ります(できれば両手でクリップ両側抑えるのが望ましいです)が、AM2時代から慣れている人や、AMD純正のクーラーを取り付けた経験のある方にはこの超天方式が簡単かもです。
また、マザーボードをケースに取り付ける前にCPUクーラーを取り付けたほうがやりやすいです。
そして結果
Ryzen 5 3600 | 通常時 | 高負荷時 | 騒音 | 取付難易度 | 高さ/方式 |
虎徹Mark2 | 35℃ | 60℃ | 静か | ◎ | 154mmサイド |
超天 | 40℃ | 65℃ | 静か | △ | 120mmトップ |
大手裏剣 参 | 45℃ | 70℃ | 高負荷時少し | ◎ | 69mmトップ |
サイズだけに冷却性能はサイズ比例となりました……つまらん……チーン。
で、大手裏剣 参でも、低高の割には十分以上な冷却性能ですが、私としては70℃近くなるとドキドキするので、超天で運用することにしました。
結論
- サイドケースファンが付いているケースはトップフローの超天
- 最近の前後に風が抜けるのみのケースはサイドフローの虎徹Mark2
- 小さめケースにはトップフローの大手裏剣 参
さらに結論
どれも4,000円前後で買えるサイズは神!
あと、底面がどれもダイレクトタッチ型(ヒートパイプを削ってCPUと直接接するようにしたもの)ではなく鏡面仕上げのベースになっているのもなんとなく安心します。
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