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新しいスズキ・アルト(HA97S・HA37S)は質感アップ

クルマ
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新しいアルトが出ましたね

2014年から7年経って、新しいアルトが出ました。

スタイル

スタイルはラパンに前のアルトのヘッドライトを移植した感じです。

前のアルトはフロントが大昔のハコスカっぽくて好きだったのですが、テールが商用車っぽいのと、商用車っぽいのにナナメに後方ルーフを切っていてトランクスペースが無駄になっていそうで残念だったです。

が、今回のアルトはしっかり箱っぽくなっていて良かったです。

またボディのフォルムはガーリーっぽくなり、そのままラパンにしても良さそうですが、シンプル過ぎた前型に比べて質感が高まって良いと思います。

ただ、リアが……K13マーチ?

この手のちょっと飛び出すテールランプは設計上なんかメリットあるのでしょうか?謎だ……。

とはいえ、前型のリアバンパーに収まっていたタイプに比べれば良くなりました。

内装は

内装は前型に比べて段違いに良くなりました。

前型のXに代車で乗ったことがあるのですが、戦慄するほど安っぽくてこりゃないなと思っていたのが、これならいいかもしれないですね。

ただ、エアコンですが、ワゴンRなどはギュッと圧縮された省スペースになっているのですが、今回のアルトは前型と同じく結構スペース取っています。このあたりは設計をキャリーオーバーしているのでしょうか。

またよくよく見ていくと、エアコンルーバーなど細かい部品にチョコチョコと共通点がある気がします。

 

シートはざっくりしたファブリックとなり、質感が上がっています。

ドアトリムも平板すぎて絶句した前型よりも凹凸が出ていて乗用車ぽくなっていますね。ここを布張りにしたらラパンとしても通用しそうです。

ただこちらもシートの中身自体は前型のキャリーオーバーかも?

価格は

ついにハイブリッドの名を冠するSエネチャージになったのと、ガソリンだけのグレードでも内装で色々凝ったせいか、全グレードで+5~7万円ほどの値上げです。とはいえ、内装の質感が上がっているので納得のところではないでしょうか。

性能は

車重は650kg→710kg(Xで比較)と60kg増えましたが、その分S-エネチャージ(マイルドハイブリッド)が搭載されました。燃費はWLTCで27.7km/Lと最良です。前型の軽量・質素のスタンスを踏襲していれば燃費は30.0km/Lいったかもしれませんが、今のトレンドには合わないでしょうね。

ボディは前型でも剛性を高めたものでしたが、今回さらに補強が入り、ドアとルーフ、フロントにバー追加されています。このあたりも重量増の原因でしょう。乗り心地はもともとしっかりしていたのがもっとしっかりすると思います。ここは試乗車が出たら確かめたいところです。

まとめ

最近クルマの傾向が2010年代の燃費競争から、また質感にシフトしている感じなので、この方針変換は正解だと思います。

かなり燃費に振っていたアルトの振り子が戻ってきて、ちょっとデザイン面に振り子が振れたようなクルマです。ライバルのミライースは当初から変わらず燃費に振っているクルマで、どっちのコンセプトのクルマが勝つかが見ものです。

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