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日産キックス、4年越しのデビュー、え?287万円?
キックスはアメリカやメキシコなどの南米だと1.6Lエンジン+CVT搭載のパッケージで販売されており、セントラ(シルフィ)と同格かやや下、ヴァーサ(ラティオ)の上というモデルとして2016年にデビューしています。
メキシコだと1.6Lの5MTとCVTのラインナップで、CVT中間グレードで175万円(1ペソ4.8円として)です。
現地の知り合いは、1.6Lなのに2.0Lのセントラより高くて微妙だパワーがパワーがと言っていましたが、2020年、日本で出てきたキックスはもっと高い値段でデビューしました。
試乗したら、ノートより加速が軽く、エンジン音もせずよりEV的に仕上がっていて、乗ったら価値がわかる車になっています。が、内装が値段に対しては弱め、フロントシートを前に出すとリアにシートレールが突き出す、などいくつか課題がありますけれど……。
このクルマ、もし日本で1.6L+CVTのガソリン車として出たらいくらなのか?というところを見ていきたいと思います。
キックス ツートーンインテリア 約287万円からスタート
スタートは287万円のキックス ツートーンインテリアから。色は無料色。
e-POWERユニット -40万円 247万円
ノートだとだいたい51万円差です。
e-POWERはモーターとバッテリー、減速機と1.2Lエンジンで構成されています。
51万円差そのまま当てはめてもいいかもですが、1.6Lエンジン、CVT分、もしかしてのS-Hybrid用のバッテリーやモーター搭載などの差を考えると、40万円差と独断で判断。
どうでもいいですが、e-POWERのシフト、直感的に操作しにくいですね。電気駆動だからってプリウスに寄せなくてもいいのに……なんとかならんかな。
プロパイロット -20万円 225万円
セレナのオプションで20万円差です。
カメラ・レーダー・制御ソフト・電動パーキングブレーキ・ステアリングスイッチ、などなどで構成されています。
これを機械式サイドブレーキや定速クルーズコントロールに変更して20万円差。
LEDヘッドランプ・フォグランプ -15万円 210万円
ノートのオプションでLEDヘッドランプ+LEDフォグランプ合わせて約15万円差ですので、この価格を使います。
いつの間にかHIDヘッドライトってなくなりましたね。
210万円 ここまでで残った代表的な装備
- ツートーンインテリア 11万円
- 本皮巻ステアリング+ステアリングヒーター 2万円
- オートエアコン 1万円
- 6スピーカー 1万円(対2スピーカー)
- トノボード(ラゲッジスペースのフタ) 2万円
- SRSカーテンエアバッグ・サイドエアバッグ・ニーエアバッグ 5万円(これははずしたらダメ……)
- エマージェンシーブレーキ・ソナー他 7万円(これも外したらダメ……)
- 寒冷地仕様 2万円
- SOSコール 3万円
- 17インチアルミホイール 5万円(対16インチフルホイールキャップ)
- ルーフレール 3万円
これだけあれば、ガソリン上位グレードとして充分でしょう。
どんどん削って最下位グレード 184万円
さて、さらに最下位グレード目指して下記削ってみます。
- ツートーンインテリア 11万円
- 本皮巻ステアリング+ステアリングヒーター 2万円
- 6スピーカー 1万円(対2スピーカー)
- トノボード(ラゲッジスペースのフタ) 2万円
- 寒冷地仕様 2万円
- 17インチアルミホイール 5万円(対16インチフルホイールキャップ)
- ルーフレール 3万円
安全装備残して184万円。
これだけあれば、180万円からと言われているヤリスクロスに対して対抗力充分ではないでしょうか。
*画像はベストカーから
まとめ
e-POWERグレードはもうタイの生産一杯一杯みたいなので、ここは日本生産にしてガソリングレードを追加、さらにフロントシートの後ろのシートレール出っ張りをなくして出してもらえれば……日産さん検討お願いします!!
買うか、と言われると、私もうルークス買っちゃったのでしばらく無理ですが!
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