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Microsoftが変なものを出した
Surfaceがよく売れているMicrosoftが変な物を出しました。
その名もMicrosoft HoloLens。
これ見るとただのヘッドアップディスプレイじゃんと思われるかもしれません。
が、Windows HolographicというWindows10のカスタムバージョンが入っているのです。これ。つまり、これだけでPC操作が完結してしまうのですね。
なんに使うのか
ビデオを見ると、よりリアルな複合・拡張現実を目指しているようです。具体的には建築物の仮設置や、工場ライン設備の仮設置、製品のリアル世界でのイメージを共有できるような感じでした。
3Dモデリングソフトの世界の中心に自分がいるようなイメージかと思います。
ただ、仮想で現実世界に設置した物の座標系をどう把握するのかよくわからないところもあります。3Dで配置したものが、違う場所で再起動したり、別の人が見ようとしたときにちゃんと元の位置で配置されているのか、など疑問は尽きませんが、Microsoftなんでちゃんと考えているのでしょう。多分。
もしオフィスに普及したら
これを掛けて、指で宙を切っているサラリーマンだらけになるでしょう。
オフィスは椅子と電源だけになるかもしれません。ならないでしょうけど。
スペック
ここにありましたので、要所を翻訳。
- OS:Windows10 Mixed Reality
- 重さ:579g
- ディスプレイ:230万画素シースルーホログラフィックレンズ
- ディスプレイ:画面比率16:9のディスプレイx2
- ビデオ:1240万画素のビデオカメラx1
- CPU:インテルの32bit 1GHz(詳細なし)
- メモリ:2GB
- ストレージ:64GBフラッシュメモリー
- 通信:11ac、Bluetooth4.1
- オーディオ:有
- 出力:micro USB 2.0 x1
- インターフェイス:視線追跡、ジェスチャー入力、音声入力他
CPUやメモリが結構微妙なスペックで、USBも3.0でType-Cじゃないんかいという感じですが、最新のウェアラブルPC体験を業務でしたい方はいいのではないでしょうか。しかしUnityとかVisual Studioで作成したツールを走らせるのであればメモリは最低4GB、できれば8GBあったほうがいいのではないかと思います。
お値段
気になる価格は業務用約55万円、個人用約33万円とのことです。
個人でどう活用するかは思い浮かばないですが、技術的に高くはないと思います。
ただ、やっぱりこの値段だったらメモリは4か8GB積んでほしかったですね。あとから追加するのは多分無理(DDR4をあとから増設できたらそれはそれで面白いですが)だと思いますし。身振り手振りに処理がついてこないとストレスになりそうです。
使ってみたら
面白いですけれど酔います。
あと空を切る操作がうまくいかずもどかしくなってきます。
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