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21世紀の50cc原付乗りマン

バイク

色々あって最近の原付に乗ったよ!

スズキ レッツ4
http://www1.suzuki.co.jp/motor//uz50dl2/index.html

この前代車でレッツ4に乗りました。

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外観を見ていくよ!

昔のスクーターと違う曲線的なデザイン。

タイヤやウインカーが2つあるあたり、チョイノリ御大の流れを受け継ぐスズキデザインです。

て、バイクなら普通やないか(寒)!

速度系周りは、まず60km/hまでのスピードメーター。

そして燃料計と30km/hを超えると光る警告ランプがあります。

ねっ、燃料計だと……わいのグラストラッカーより豪華じゃねえか!!

ちなみに現行レッツ4はもっとポップカラー・フォントなメーターの模様。

装備ですが、シート下のトランクスペースも十分。コンビニフック、小物入れ、キャリアもあります。

キャッ、キャリアだと……以下略。

乗って見たよ!

軽いです。

68kgしかなく、取り回しラクラク。

エンジンはキャブからFI制御になっていてセル始動性は万全です。

昔のスクーターなんて粗末に扱われていて、私の初代愛車のジョグポシェはバッテリーは死にますか?セルは死にますか?あ、両方死んでますね。キックはどうですか?エンジンかかるまで百裂キックですか?え?千裂キックじゃないとダメなんですか?な感じでした。

また昔のスクーターといえば、2stのものだと一気にアクセル全開にするとペペペペペペーという音と共に、モノによってはウィリーしたり、最初だけ鋭い加速をして車を最初の50mくらいはリードする加速がありました。

私は原付小僧御用達のマニュアル原付のNS-1にかつて乗っていましたが、50ccスクーターの加速には勝てませんでした。

が、今のスクーターは発進時、ビッグスクーターのように走らないアクセル開度があり、その後ゆっくり走り出すセッティングになっていました。この加速ではすり抜けなんぞした日には後続車のヘイトの対象になりそうです。これはこれで怖い!

また、フロントが超軽いのと、タイヤが10インチで接地感がなくて怖いです。実際は路面が不安定な路肩を走っていても意外と安定しているのですが、この軽さではなかなか飛ばす気になりません。

4.5馬力あるよ!

スペックは4.5馬力です。7.2馬力の昔の50cc原付よりは低いですが、4.0馬力前後の現行スーパーカブより高く、このご時世の50ccとしては高めのスペックです。

だけどもだけど、スピードがあんまり出ません。というか、出す気になりません。

30km/hくらいでちょうど良くなるようなCVTセッティング、接地感、振動、エンジンの悲鳴、メットのシールドに反射する速度警告ランプの赤とうまく各要素が複合しています。

私有地で無理に回すと50km/hくらいで頭打ちでした。昔新聞配達のバイトで使っていた50ccのスーパーカブ(これも4.0馬力)の方がパワー感も加速も速度も上でした。

このパワーを抑えている感は排ガス規制のせいでしょうか。

実走した記録だよ!

で、実走した感想です。

が代車に乗ってバイク屋を出て2つ目の交差点くらいでスクーターに乗ったお巡りさんにマークされ、おとなしく遵法精神で30km/hで走り続ける羽目になりました走りました。フルフェイスにプロテクタージャケット着てスクーターに乗ったおっさんが違反するわけないだろうが!と内心毒づきつつ、なんとか家に帰り着きました。

大体、代車を借りるとぐるぐると乗り回すのですが、さすがにそういう気にはなりませんでした。家までの道のりでお腹いっぱいでした。

代車を返すときは夜。しょぼいライトが認識されているのかいないのか不安ですし、スピードを出すとどこからともなくスクーターお巡りさんが出てきそうで怖いので30km/hで走り、車にバンバン抜かされて恐怖体験でした。

結論だよ!

14万円弱で買える50cc原付としては装備、セッティングなど自転車代わりの乗り物としてよく出来ていると思います。

が、アホみたいに厳しくなる一方の排ガス規制やら、実情に合わない30km/h規制を考えると、125cc、110ccなどグローバルな排気量のスクーターに統一する方向は正解だと思います。それくらい排気量があれば、走り出しが渋いセッティングでも十分な加速になると思いますため。

ただ、だからと言って、一時普通自動車免許で125ccまで乗れるように制度変更するという噂がありましたが、そこは50cc原付までの現行のままでいいと思います。経験上、125ccあると結構走るパワーとなりリスクが高まるためです。

普通自動車免許があれば小型2輪が取りやすくなる、例えば自動車学校で実技を数時間受ければ試験免除で免許が取れる、ような条件緩和を行う方向でいいと思いますね。

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