電気自動車の家庭での充電代(スタンダードプランの場合)と車両代の元が取れるまで

新車あれこれ

EVの充電代っていくらでしょうか

雑誌やブログなどなどで、電気自動車のランニングコストは圧倒的に安い!という話があるのですが、但し書きに夜間オトクプランの場合1kwh・16円などと書かれていたり、もう新規契約できない深夜電力プラン1kwh・12円と書かれていたり、参考にならない場合が多々あります。

一応、オール電化向けの深夜電力お安いプランがありはするのですが、うちみたいにエコキュートではなくエコジョーズ(ガス)、屋根に太陽光発電を付けていないハウスは契約対象外の門前払いです。

また、昼間も家に家人がいて電気をまんべんなく使うので、深夜電気が安いプランにすると逆に高くなってしまいます。

スタンダードなプランでの1kwh価格

ということで、スタンダードプラン、いわいる今までの従量電灯プランで契約しています。人口が一番多そうな関東でのスタンダードSプランでの1kwhあたりの電気代は下記。

うちの地域より若干高めですが、今回はこの30円で電気自動車の充電代を見積もってみることにします。

  • シミュレーション車両:日産リーフ ZE1
  • 電費:7.0km/1.0kwh(エアコン付けての運用などだとコレくらいの模様)
  • ZESP2 月2,000円は加入

比較対象も準備します。私の今の車両。

  • ライバル車両:スズキ ワゴンR(MH34S)
  • 燃費は17.0km/L
  • ガソリン代は1L:140円
  • オイルは半年ごとに交換で3,500円

かなり手強いライバルですが、リーフは勝てるのでしょうか!?

1ヶ月1,000km走る場合の比較 リーフvsワゴンR

必要電力・
ガソリン量
充電代(30円/1kwh)
ガソリン代(140円/L)
その他費用 合計金額/月
リーフ
(ZE1)
142.9kwh 4,286円/月 2,000円/月
(ZESP2)
6,286円/月
ワゴンR
(MH34R)
58.8L 8,235円/月 583円/月
(オイル交換)
8,819円/月
-2,533円/月

1ヶ月2,533円、リーフが優位に経つ計算になります。

ZESP2があるので、急速充電器で1回タダ充電すると200km分くらいは浮きます。そうすると家の電気代は1,000円くらい安くなります。

しかしそうすると毎週末、道の駅やディーラーで充電したらZESP2の2,000円で済むやんけという話になってくるので、いったんそこは置いときます。

あくまで1,000km分を全て家で充電した場合とします。

年間の代金比較と車両代のもとが取れるまで

軽自動車でもなかなか低燃費のワゴンRに対して、1年間で30,395円上回るランニングコストとなりました。

これはスゴイ!と、イニシャルコストとなる車両代の差が何年くらいで回収できるか計算してみました。

ワゴンRが150万円、リーフが400万円とすると、差は250万円。

250/3=82.25年で元が取れます。俺が死んどる。

そもそも軽自動車と比較するのはお門違いです。下記の違いがあります。

  1. 加速のスムーズ感
  2. そもそもの静粛性
  3. エンジンの暖気いらず
  4. 走行性能差
  5. 乗り心地
  6. プロパイロットなどの先進装備

また、自動車税の差やらでフェアではないです。ということで同じような車格の普通車・日産シルフィと比べてみます。

一個上のティアナは内装の質感が違いすぎるのと、サイズが違いすぎるのでシルフィにしました。

1ヶ月1,000km走る場合の比較 リーフvsシルフィ

シルフィの燃費はe燃費で13.9km/Lなのでこれを使います。エンジンオイル交換は5,000円/半年とします。

必要電力・
ガソリン量
充電代(30円/1kwh)
ガソリン代(140円/L)
その他費用 合計金額/月
リーフ
(ZE1)
142.9kwh 4,286円/月 2,000円/月
(ZESP2)
6,286円/月
シルフィ
(B17)
71.9L
10,071円/月 833円/月
(オイル交換)
10,905円/月
-4,619円/月

4,319円x12ヶ月で燃料費差は年間55,431円/年リーフ優位です。

年間の代金比較と車両代のもとが取れるまで2

リーフとシルフィの車両代の差を見ていく

どっちもグレードはX、大体のオプション(先進装備、ナビ、ETC、マット)を付けた状態での比較です。

リーフ X シルフィ X
車両価格 3,937,712円 2,900,166円 +1,037,546円
自動車取得税 0円 62,500円 -62,500円
自動車重量税 0円 36,900円 -36,900円
自賠責保険 36,780円 36,780円
自動車税 29,500円 39,500円 -10,000円
リサイクル費用 9,840円 10,270円 -430円
登録諸費用 49,299円 49,299円
総額 4,055,731円 3,125,515円 +927,716円

車両価格差は927,716円。

リーフにはプロパイロットやアラウンドビューモニターが付いているので先進装備で結構差がありますが、まあそこは置いときます。リーフ買うのに付けない人はほとんどいないでしょうし。

電気・燃料代以外のランニングコスト差

ランニングコスト差は先程比較した電気・燃料代に加え、車検代と上記で出した自動車税となります。

車検の点検費用は多分色々な理由でほぼ同じような価格になると思いますが、重量税は確実に6,900円違うので年間3,450円リーフの勝ちとします。

自動車税は29,500円と39,500円で年間10,000円リーフの勝ちとします。

トータル差で車両代の元が取れるまでの期間を見てみる

リーフが価格で勝る点
電気・燃料代差 -55,431円
自動車税 -10,000円
自動車重量税 -3,450円
総額 -68,881円

927,716円÷68,881円=13.5年

先進装備やモーター独特の加速感に価値を感じる人であれば、なんとか納得できる差です。

補助金を使った場合

また、リーフは2019年現在、新車で買うと40万円の補助金がもらえます。

ただし6年間保有義務があります。この期間内に売り飛ばすと40万円返却です。

この補助金を使った場合の差を見ます。

527,716円÷68,881円=7.7年

この年数であれば、先進装備に価値を見出し、かつ長期保有するなら十分元が取れるクルマだと思います。

まとめ

スタンダードプランでも、ランニングコストの電気代は燃料費よりもだいぶ安いことがわかりました。

が、イニシャルコストが高いのがやはりネックとなります。

タイプ別電気自動車に以降すべきかどうか個人的判断

  • 通勤などのアシとしてのクルマを求める人→まだまだ高い 軽自動車がベスト
  • クルマに特に興味のない人→まだ高め ただ、乗ったら興味に目覚めるかもしれない
  • クルマ好き→充電というガソリン車と違うプロセス、モーター走行の澄んだフィールが好きなら買う価値あり

私的には、通勤車としては今のワゴンR継続です。

もし乗り換えるのであれば、ミニバンタイプで500kmくらい走る、ファミリーカーと通勤車を兼ねた電気自動車が出たときか、軽自動車タイプで最低200km走る電気自動車が出たときですね。

ということでそろそろセダン・クーペタイプ以外も出す頃ではないでしょうか→各自動車メーカー様

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