この記事のもくじ
ファイルサーバーマシン
これの話の続きです。
ノートパソコンhp 2170pをファイルサーバーPCにしていましたが、ファイルサーバー専用のPCを組んでみたくなりMini-ITXのCPUオンボードマザー・BiostarのJ3160NHで組んでみたのが前回。

気になる電気代
このマシン、ファイルサーバーとして使うので、やはり電気代が気になります。
繋げているもの
- PC本体
- 無線LAN中継機 WEX-1166DHP
- HDD ガチャベイ
上記の3つをつないで大体30W。1時間あたりの電気代は0.7円です。
0.7円×24H = 16.8円/日。
この前にファイルサーバーとしていたhpのノートパソコン2170pと比較します。

比較結果 | 2170pの 電気代(円) |
J3160NHの 電気代(円) |
差(円) |
1日あたり | 10.8円 | 16.8円 | +6.0円 |
1ヶ月あたり | 333.3円 | 520.8円 | +187.5円 |
うーん、高くなりました。
CPUのTDPですが、Celeron J3160は6W。2170pのi5は17Wと比べてだいぶ差があるのですが、システムと通信機器・HDD全体で30Wにどーしてもなってしまいます。
ちなみにパソコン本体は22W、中継機が4W、RAIDのHDDが4Wで30Wです。
同じ構成で10.8円/日だったノートパソコン強いです。
30Wから下げられそうな部分
大したところはないのですが、4点はありました。
CPUクロックレシオを可変にして480MHzまで下げる
30WはCPUをブーストレシオMAX状態、常に1.60GHz状態での計測なのでした。
UEFIで可変クロックレシオにして最低クロックを480MHzになるよう変更。
これで30W→28Wまで下げることに成功しました。
効果○
ケースファンを止める
現在、拡張スロットにつけている排気ファンとケース下部の吸気ファン(電源右の黒いやつ)の2個で冷却しています。電源もファンがケース内部向きに付いているので、これを含めると3つです。
マザーボードから遠いケース下部のファンを止めることにしました。
止めたあと、温度もほぼ変わらなかったのですが、消費電力も28Wから変わらず。
効果☓
メモリーを2枚→1枚にする
8GBx2なので、8GBx1にしてみます。
しかし、ベンチマークとしている2170pの搭載メモリーが16GBで10.8円/日なのです。
J3160の搭載メモリーを外してスペックが8GBに落ちるのもなんかシャクなのですが、電気代のためならしょうがないです。
これで28W→27Wまで下げることに成功?しました。
効果△
これだけの効果しかないと、8GBを2枚付けといて問題ないかもしれません。
電源を250W TFXから120WのACアダプターにする
電源は現在、250WのTFX電源で、システム30W以下のPCに対してオーバースペックすぎる気がします。
また、この電源、以前記事にしたAthlon220GEのPCを作った際に余った10年前の電源なので効率が悪そうです。

ACアダプター化すれば低くなるかもしれないので、玄人志向のアダプター化セット、KRPW-AC120Wを導入しようと思いましたが現在終売になってるんですね。在庫している店を見つけたので現在注文中です。
これで2170pに勝つる?
続きです。

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