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C27セレナ・MC後ガソリン仕様もいいかも

日産
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2019年8月にMCしたセレナ ガソリン車に試乗

ハイウェイスターがアルファード風、ノーマルがC26風に戻ったことでちょっとノーマルに興味が出てきましたC27セレナMC後。

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MC前のガソリン車の発進もたつき感による悪印象と、キャプテンシートとモーター走行の爽快さでe-power一択で考えていたのですが、e-powerは価格が高すぎだなぁと感じていたところ、MC後のガソリン車を試乗する機会がありましたので試乗しました。

ガソリン車でも過不足なく走る

MC前のセレナのガソリン車は走り出し超モッサリ感があったのですが、MC後はe-powerほどではないですが自然に走るようになりました。

私がワゴンRに乗りすぎて普通車の加速を忘れてしまったのかもしれませんが、MC前よりは良くなるようパワートレイン系のリプログラミングがされている気がします。

e-powerの7人乗りキャプテンシートでなくてもいいかも

個人的にはe-powerの両脇にアームレストが付いているキャプテンシートが良かったのですが、嫁としては子供の世話の面でベンチシートが良い模様。

下記のキャプテンシートのスライドドア側のアームレストがいいんだよなぁ。

と、嫁にキャプテンシートの楽さを説明しましたが、「お前は1列目か3列目しか乗らんだろ」ということで確かにごもっとも。ベンチシートでもOKですね。

なるべく安く装備が充実しているグレードを買いたい

プロパイロット付きで値引き前でコミコミ360万円くらいになればいいなというわけで、グレードを選んでいくとXVになります。Gにプロパイ付けたりすると400万円覚悟です。

XVのいいところ

  • ベース価格が安い
  • プロパイロット・カーテンエアバッグが付くセーフティパックBが選べる(一番廉価のXも選べるようにすべきでは?)
  • タイヤが15インチで交換時安い
  • ブラックとグレージュ内装を選べる

このグレードはガソリンとe-power両方あるので違いを見てみます。

XVのe-powerとガソリンの差

装備はほぼ一緒

e-power専用装備以外では、e-powerXVには15インチアルミホイールが付く、フロントセンタートレイが付く、くらいの違いです。

ガソリン車はホイールキャップですが、どうせタイヤ交換時に私はフジ・コーポレーションでホイールごと買うので問題ないです。

値段の差は大きい

  • ガソリン→2,687,040円
  • e-power→3,167,640円

その差、486,000円です。

みんな目の敵にしている変速機・CVTがなくなっているのになんでこんなに高いのか。

  • ガソリン車→エンジン+変速機+S-HYBRIDのチビバッテリーとオルタネーター兼用のエコモーター
  • e-power車→エンジン+減速機+モーター+インバーターなどのSH機構+それなりサイズのバッテリー

結局変速機から、CVTであればプーリーとベルト、多段ATであれば遊星機構となる変速機構を除いた減速機が付くことと、シリーズハイブリッド機構が付くので高くなるのですね。

1列目と2列目と3列目の居住性はガソリン車に軍配

内装を舐め回すように見ていて今更気づいたのですが、e-powerの1列目シート足元にはバッテリーがあります。

なので、2列目に座って足を伸ばした時につま先が当たって2列目をガソリン車以上に下げることになります。そうすると3列目の人のヒザに2列目シートが食い込む可能性もあり、殴り合いのケンカになる可能性があります。

また、e-powerは1列目真ん中にバッテリーのために不動のセンターコンソールがあります。

このためウォークスルーしにくいのですが、ガソリン車はスマートマルチセンターシートになっていて動かすことによるウォークスルーが可能です。

e-powerの走りの上質さは圧倒的

スムーズな走り出しや、アクセルにリニアに反応する加速感、トルク感は圧倒的です。

ガソリンも及第点ですが、e-powerの上質さにはとても敵いません。ここに重きを置くかどうかでどちらにするか変わります。私はガソリンで我慢?することになるでしょう。

税金・燃費によるe-powerのトータルコストがガソリン車より安くなるのはいつからか

というわけで、車の違いを見てきましたが、これからガソリンとe-powerの金額差486,000円がどれくらいでイーブンになるかを見ていきます。

*10月以降の税制変更非対応です。

車体のイニシャルコスト差は486,000円でしたが、ランニングコスト差はいくらになるのでしょーか。

登録関連のイニシャル費用の差

ガソリン車の自動車取得税と重量税 81,400円 + 初年度自動車税 39,500円

e-powerの自動車取得税と重量税は免除 0円 + 初年度自動車税 25,500円

差は95,400円(残り390,600円)。

ランニング費用の差

e-powerは1.2Lエンジン、ガソリンは2.0Lエンジンです。

  • ガソリン車の自動車税 39,500円/年。
  • e-powerの自動車税 34,500円/年。
  • その差5,000円/年。

実燃費はe-燃費を参考に。下記です。

  • ガソリン実燃費:11.0km/L
  • e-power実燃費:15.8km/L
  • その差4.8km/L。

年間1万キロ走るとガソリン消費は下記です。

  • ガソリン車 : ガソリン消費量909L 135円/Lとして122,715円
  • e-power : ガソリン消費量633L 135円/Lとして85,455円
  • その差37,260円/年。

年間差は42,260円/年 e-powerの勝ちです。

390,600円の差額を埋めるには9.2年かかります。

ギリギリ、モトが取れるか取れないかという感じです。が。

ここから個人の感想の入った計算

モーター駆動の快適さを考えると個人的に25万円分くらいは価値があると思います。あくまで個人の感想です。

ただ室内空間のデメリットは-5万円くらいあると思うので、差し引き20万円くらいの価値。

それを加味すると差額は190,600円。

こうなると4.5年でモトが取れます。悩ましいですね。

まとめ

個人的にはイニシャルを抑えたいのと、ガソリン車の走行感覚もまぁいいじゃんと感じたので、ガソリンXVをチョイスすることになると思います。

次回は自分であればチョイスするオプションと社外品で済ますオプションの紹介をします。

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