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ノートオーラに試乗しました
ノートオーラに100kmほど試乗してきました。
最初はノートの幅広版だろうなぁと思っていました。
スペック数字の違いは下記。
- 1695mmだった横幅が1735mmに拡幅し3ナンバーになりました。それに伴いトレッド幅も広がっています。
- タイヤが205/50/17インチのブリヂストンTURANZAになっています。うーんコンフォート。
- 走行モーターが20馬力アップしトルクもアップ。
スペックだけ眺めると微調整、という感じで、走りはあんまり変わらないんだろうなぁと思っていました。
がしかし、スペックに見えないところが色々と大改良された立派な高級車となっていました!!!
驚きポイント:静粛性
静粛性が一気にクラスオーバーしてトップレベルになっていました。
ガラスの防音性がアップ、ドアやボディに静音材を盛り込んだ結果、ノイズが激減。いつもガーガーうるさい荒れた道路が、高級アスファルトで舗装し直したかな?というレベルで静かでした。
レーダーチャートで表すと静粛性の項目が限界突破するレベル(表せてねえ)でした。
詳しくは私の動画で(宣伝)!
驚きポイント:内装
最初見たときは、インパネにファブリック貼ってレザーも貼って木目も貼る!?なんだこりゃおとなしくブラックのソフトパッドで良いでしょうと思っていました。ブラック一色ですが、しっとりした質感の欧州車を見習うべきではとかも思っていましたがしかし。
なんか長い間乗っていると……この続きは動画で!
残念ポイント:シート
すごい立派なレザーシートです。レザー風カバーとはレベルが違いました……。
外だけでなく、中のウレタンもかなりの多重構造になっていて、確かに座ったときに体全体が均等にふわりと包み込まれるような感覚がありました。
ただ、全身が浮いているような感覚で、尾てい骨あたりにも均等に負荷がかかる感じがあり……椎間板ヘルニア手術2回の腰痛エキスパートである私はちょっと嫌な予感がしておりましたが、案の定長時間運転していたら腰痛が出てしまいました。これは惜しい。ファブリックの固めシートが私の腰には良いようです。
まとめ
ちょこっと文句を言いましたが、このノートオーラ、同レベルのオプション付けたノート+30万円というのは、お買い得です。これだけの静粛性が手に入るのなら、300万円オーバーも惜しくない!と思わせる車になっています。
ノートのe-powerも良いけれど、それだけに300万円出すのは……と迷っているユーザーに、静粛性という強力な武器を持つこのこのノートオーラが刺さると思います。ノート全体の販売台数、半年後ぐらいにはノートオーラの方が数が多くなっていそうです。
トヨタのプログレ・ブレビスなど小さな高級車販売が撃沈してきている日本市場ですが、パワートレインや空間効率の進化でクルマのヒエラルキーが崩壊している今の日本市場なら受け入れられる余地は十分あると思います。
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