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くるまある動画に2代目アクアの動画を追加しました

トヨタ
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2代目アクアの動画を追加しました

トヨタレンタカーさんで会員限定アクア先行レンタルキャンペーンやっていたので借りました。

アクア好評レンタル中!|トヨタレンタカー
更なる進化を遂げたトヨタのコンパクトカーで快適なレンタカーライフをご体感ください!

そして動画。

感想は……見てくださいねぇ~。

動画で触れなかったところ

バイポーラ型ニッケル水素電池について

1枚の電極の裏表に+-の極性を持たせて(Bipolar)小型化に成功したニッケル水素電池です。単純に今までの2バイ2バイのエネルギー密度を持つことができるようになりました。

樹脂プラス面と鉛の薄い箔マイナス側の貼り合わせに超絶技巧が必要で今まで実用化されていませんでしたが、古河電池が実用化、続いて豊田自動織機が実用化し、トヨタの新型アクアに採用されました。

私はしょせんリチウムイオンバッテリーの代替品だと思っていましたが、アクアのバイポーラ型ニッケル水素電池は体積エネルギー密度が1000Wh/Lとヤリスのリチウムイオンバッテリーの740Wh/Lに比べて高まっているとのことでした。リチウムイオン電池や従来ニッケル水素電池だと必要なコネクター類が減らせるということで、モジュールにしたときの体積が小さくなったものだと思われます(ただ言葉のマジックがあるのではないかと疑っている)。

ただ、重量エネルギー密度が非公開なのと、アクアのリチウムイオンバッテリー搭載のBが1080kg、Xが1120kgということを考えると重量エネルギー密度はリチウムイオンバッテリー有利だと思われます。

バイポーラ型ニッケル水素電池のメリット

  • ニッケル水素バッテリーが安いこととに加え、バイポーラ化による工数低減でコスト面有利
  • リチウムイオン電池などに技術を水平展開できれば競争力が一気に高まる
  • リチウムイオン電池よりレアメタル使用量が少ない
  • リサイクル技術が確立されていて環境負荷が少ない

バイポーラ型ニッケル水素電池のデメリット

  • 分割セルタイプではなくなっているので、バッテリーが壊れると全交換。これはちょっと怖いですね。
    とはいえ、分割セルタイプでも壊れたらモジュール交換ですね。

まとめ

全固体電池などの次期型電池が出てくるまでのつなぎとしてはかなり有力だと思います。

従来のニッケル水素電池より良くなったとはいえ、リチウムイオン電池と性能面はほぼ同等かそれ以下だと思いますため、バイポーラ型ニッケル水素電池だから性能が飛躍的に上がった!!とか言ってる記事は生暖かく見るようにしています。従来のニッケル水素電池に比べて、という枕詞があれば別ですけれども。

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