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アイドリングストップ車って元が取れるのか2018秋

クルマ
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アイドリングストップ車黎明期

大昔、2010年に日産からK13マーチが出たときのこと。
アイドリングストップ付きで燃費26.0km/L(10.15モード)で大いにどよめいたものですが、バッテリーの規格がQ85という変わったもので約35,000円というびっくりプライスでした。

K12マーチクラスだと34B19L規格バッテリーで新品2,980円で手に入るものだったので、こいつは元がとれねぇ……とまた別の意味で大いにどよめいたものでした。

そして時は流れて

そして2018年です。
アイドリングストップ車もすっかり普及し、アイドリングストップ車用バッテリーも量産効果ですっかり安くなっている気がして元が取れている気がする今日このごろ、本当に元が取れているのか検証してみたいと思います。

調べたクルマはマイカーのワゴンR(MH34S)です。
こいつは節約燃料量とエンジンストップ時間が表示できるすぐれものです。一方のマイカー・デイズルークスはそういうデータが出ないので、あんまり燃費面で自信がないの(以下略)

ワゴンRのアイドルストップ履歴

最初のバッテリーなのですが、2013年11月に買って、2018年の2月に交換しているので、51ヶ月持ちました。その間のデータは下記。

停止時間:99時間99分59秒 カウントストップしてます。

節約燃料量:62.3L

数年間の平均ガソリン代を1リッター130円くらいと仮定しますと、8,099円です。
アイドリングストップ車のバッテリーが普通のバッテリーより8.099円高かったら、元が取れない計算になりますね。

バッテリー価格の比較

AmazonでワゴンRのアイドリングストップ車の指定バッテリーM42Rと、ノンアイドリングストップ車の指定バッテリーの38B19Lで価格比較しました。が、40B19Lの方が安かったので40B19Lで比較しました。

M42R→5530円
40B19L→3,229円

差額は2301円です。リミットが8,099円なので十分元が取れています。

ということで、M42R規格であれば、普通に使っていれば元が取れるということになります。普通車のアイドリングストップ車によく使われているQ85も新品で10,500円くらいからなので、マイワゴンRと同じくらいの期間持てば元が取れる計算です。

もっと安く上げたいのであれば再生バッテリー

M42Rは新品で十分底値なのですが、Q85は10,500円~とややお高めです。そういう場合、安く上げるのであれば再生バッテリーがおすすめです。

読んで字のごとく、一回ダメになって回収されたものを再生したバッテリーで、新品の半分から2/3くらいの価格で買えます。私は今までハズレに当たったことがないので再生バッテリーをよく使っています。どういうわけか最近、新品と再生品で価格差があんまりなくなってきたり、再生バッテリーの業者が少なくなってきているのが残念なのですが……。

しかしやっぱり……。

私は再生バッテリーを推奨しません派になりました!
再生バッテリーについて 以前この記事でちょっと再生バッテリーについて触れました。 しかし、私はやっぱり再生バッテリーは推奨しません! ここ数年、アイドリングストップ車でも再生バッテリーで何とかなっていたので、再生バッテリーに対する信頼が積み...

バッテリー交換はどうするのか

安くてもネットで買うと交換どうすんねんという疑問が出てくると思いますが、バッテリー交換は簡単なので自分でやっています(自己責任でお願いします)。

パナソニックのサイト

外す時はマイナス→プラス

付ける時はプラス→マイナス

でOKです。

交換難易度は普通車がエンジンスペースに余裕があって簡単です。

軽自動車はエンジンスペースが狭くて、取り出すのがパズルみたいになっている車種がありますので、トライする際は一度ボンネット開けてできそうかどうか確認することをオススメします。

無理そうなら仲の良いクルマ屋に持ち込むか、クルマに詳しい知り合いに頼みましょう

また、交換後、燃費計・トリップメーターがリセットされる、パワーウィンドウがオートで上がらなくなるという状態になります。

燃費計・トリップメーターについてはバックアップ電源みたいなものが出ているのでそちらを接続するとよしです。

パワーウィンドウについては、上がりきった後も5秒くらいスイッチを押し続けているとオートモードになります。大体の車では。

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