これまでのあらすじ
上記の記事をまとめると、ロジテックのガチャベイLHR-2BRHU3をバッファローの無線LANルーターにつなげてNASみたいにしていました。が、しかし。
- ガチャベイに実装されているRAID1機能が発揮できない
- 転送速度が遅い
- 時々理由がわからずHDDをロストする
- 何かあった時にWindowsで読めないフォーマット
ということで、Aspire5100(正確にはAcer Aspire 5102WLMiみたい)というボロノートPCを再生させてガチャベイをつないでファイルサーバーとして使うことにしました。
しかし、これがなかなかCPUのTurion MK-38がシングルコアですがキビキビ動き、予想外に便利に使えている今日このごろです。
気になるランニングコスト
ファイルサーバーとなったAspire5100、1ヶ月くらい連続運用しまして、熱で落ちたりすることもなく、色々とこなれてきて落ち着いて運用ができるようになってきました。となると気になってくるのはランニングコストの電気代となります。
余ったパーツをかき集めて作った環境なので、イニシャルコストは追加した4GBメモリー2000円分くらいなのですが、CPUのTurion64 MK-38はTDPが35Wもあるので電気代がかさみそうで特に怖いです。
ということで、電気代をモニタリングしていたので、チェックしてみます。
25日分の 記録 |
電気代(円) | 消費電力量 (kWh) |
4月19日 | 0.0円 | 0.00kWh |
5月14日 | 397.8円 | 14.60kWh |
1日あたり | 15.9円 | 0.58kWh |
1ヶ月あたり | 493.3円 | 18.10kWh |
1ヶ月約500円弱です。1kWh=27.2円で計算しているので若干高いかもしれませんが、まあジョイフルのワンコインランチくらいでこういう環境を得ることができました。
安いのか高いのか?と言われると比較対象がないのですが、今の省電力CPU、10W CPUとか5W CPUがある中では高めだと考えられます。
最新の省電力CPUとプラットフォームでファイルサーバーを作ると、半分くらいの電気代になるような気がします。Surface Goなんかや、Gemini Lake CPU搭載のMini-ITXマザーボードなどでトライしてみたいですが、家の中のファイルサーバーだけの用途にPC作るのもモッタイナイですね……。
ちなみに電力をモニターした機器
トップランド 電力表示器エレモニーM075です。
電気代、電力消費量、時間あたり消費量画面が自動で切り替わり、ボタンなどで切り替えられないのが弱点ですが、2口コンセントがあってシンプルでお安め。
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