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次期型のデイズ・デイズルークスを考える

日産
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次期型のデイズ・デイズルークス考

19年春~初夏にかけて85%出る次の日産デイズ・デイズルークス。

ゴーン逮捕と同時に漏れ出てくる情報によると、ここ数年の日産国内の開発状態は超しょっぱかった模様。
稼ぎ頭のセレナもプラットフォーム使い回しで高床のままでしたし。
そんな中で出てくるデイズ・デイズルークスもかなり期待できなさそうな状態ですが、期待を含めて予想したいと思います。

→19年4月に出ました。このボールド文字は、19年7月に追記した答え合わせコメントです。

エンジン予想

新型、流用、現状維持など色々噂があり、個人的には愛知機械の新型エンジンだと思っていましたが前述の状況から新型エンジンは厳しそうです。

  • 愛知機械の新型軽用エンジン
    →まったく情報が出てきませんのでどうもなさそう。あるとしたら↓の話かも。
    それか、HR12DEのボアダウン?としたら重く大きくなりすぎるのでないでしょうね。
  • DATSUN Redi-GOのエンジンのボアダウン
    →型式、ストローク、どこ製なのかさっぱりわかりませんが、インドのDATSUN Redi-GOだと0.8Lの3気筒エンジンがあります。
    愛知機械製の新エンジンというのはこのボアダウン版かもしれません。

    →載ったのはこのエンジンの再設計版でした。ターボのインタークーラーがバルクヘッド側にある謎のエンジンです。
  • 三菱の3B20エンジン改良
    →すでに改造しまくっているのでこれ以上の燃費性能向上は無理でしょう。
    今のスクエアストローク(65.4mm x 65.4mm)から低速トルクの出るロングストローク化するのであれば、別エンジンにするかモーターアシストする方がいいような気がします。ターボなら低速トルクもあり、上もよく回るので問題ないのですけどね~。
  • 三菱の3B21エンジンのボアダウン
    →1.0Lの3気筒エンジン。3B20の派生版。72.0mm x 81.8mmでロングストロークエンジン。三菱製ですが、三菱車に搭載されていないというよくわからないエンジン。
    現行ルノー・トゥインゴやスマート・フォーツーに搭載されているので、このボアダウン版か、まさかの2気筒版?
    このエンジンだとトゥインゴ他と部品共用可能なので、もしかして?

トランスミッション

これは、ジヤトコ製の副変速機付きCVTから同じジヤトコ製の副変速機なしの新型に変わる模様。
変速比は7.3から6.5~6.0くらいに落ちるようですが、その分軽量化かつ低コストの模様。
トルクのあるコンパクトカーなら副変速機のHi/Low切り替えは気になりませんでしたが、トルクのない軽自動車だと切り替えショックがネガな事が多かったのでこれで妥当だと思います。

→ジヤトコ製のCVT-Sという変速比6.0のものに替わりました。

ハイブリッドシステム

デイズ、デイズルークスのNA車に使っているパナソニックのバッテリーアシストは、発表当時Sエネチャージのようにパワーアシストができるということでした。

もしかしたら、エンジン燃費の改善が難しい場合コレが乗ってくる可能性がありますが、2019年だと現行JC08モード燃費ではなく、よりリアル状況のWLTP燃費モード計測です。ここでどれだけ貢献するのでしょうか。
また、現デイズの燃費詐称MC時にこのモーターアシストを載せてこなかったところを見ると、アシスト量が微小で燃費改善幅はないのかもしれません。

これから世界的な流行になりそうなトランスミッションと組み合わせた48Vハイブリッドシステムはまだ2019年の段階ではまだ出ないでしょうね。むしろ、EVタイプが出る可能性の方が高いですが、そのためにルネッサや初代プレサージュのように高床になったりするのは勘弁です!

→ハイウェイスターのみにハイブリッドシステムが載りました。電池は東芝SCiBということですが、システムはどこ製か不明。ちなみに東芝SCiBの電池は普通のデイズにもI/S用に載っている模様。

プラットフォーム・足回り

現行の使いまわしになると思いますが、鋼材の変更で-50kgはして欲しいと思います。重量が一番燃費・走行性能に効きますし。
ただ、現行の普通車的なゆったりした乗り心地は残してほしいところです。

→重量は変わらずでしたが、乗り心地と静粛性は高めでした。

シート・内装

そこらへんの普通車より大きくふんわりしたシートは美点だと思います。
座面が長く、太もも端までサポートしてくれるので運転が楽です。この前借りた某社の某ミニバンは薄くて短く……。車内スペースよりもシートの大きさを取ったのは現行型の良い点のひとつなので、ここは継承してほしいです。

→フロントシートは文句ないです。リアシートはやや低め。

ただし、シートリフトすると座面だけ上がるシートリフターはいただけないので改善して欲しいのです。シート全体がせり上がるタイプにしてほしいですね。

→ここは変わらず。日産のバーカ!

内装については、乗り心地と同様普通車感が高くていいのですがピアノブラックはやめて欲しいですね。掃除が大変で、マイクロファイバーじゃないタオルで拭くと細かいキズがつくのです。

→相変わらずエアコン周りはピアノブラック調ですが、操作系が洗練されて面積は小さくなりました。

最後に、カップホルダーは今のプッシュオープン型を死守してほしいところ。トレイに穴開けただけのやつは質感が……。

→ついにトレイに穴開けただけになりました。そのかわり、中央にスライド式トレイが付きましたが……。

安全・運転支援装備

メーカーの姿勢というか、法令的にカーテン・サイドエアバッグは付いてくるでしょう。価格帯的にニーエアバッグやボンネットの歩行者エアバッグは付かないでしょうね。

自動ブレーキは5月のMCで付いた今の高性能単眼カメラタイプをそのまま使うでしょう。

軟弱者と言われてもやっぱり便利なアラウンドビューモニターは継続してほしいです。

→このあたりは正解。カーテン・サイドエアバッグ全車標準は最近の日産の所業から考えると偉い。

トランクやベビーカーなどの荷物乗せると後ろが見えなくなるのでデジタルバックミラーをオプションで用意して欲しいです。

→なし。ekワゴンにはある模様ですが。

後はお得意のプロパイロットか、ノートに付いている前車追従+ハンドル支援が付くグレードがあって欲しいです。

→標準車には付きませんがハイウェイスターにプロパイロットが付きます。ekはワゴン・クロスに共に付くのに差別です。

と、後半”欲しいです”の要望ばかりで文章的にどうなのかというところですが、欲しいんだもん。

その他

日産には、現行の利点の外装・内装を維持しつつ、動力性能をまともにしてもらいつつ、N-BOXの装備を超えて欲しい!期待をしていますが、期待を上回ることはないFMCになると思います。もし上回ったら日産を見直します。

燃費競争はスズキとダイハツでやっててもらえばいいので、せめてみんなが納得する動力性能に仕立てて欲しいんですが~。
たのむぜ日産。

→動力性能は追いついたと思います。85%期待に応えたFMCだったのではないでしょうか。

スパイショットから寸法を予測したその2はこちら

次期型のデイズ・デイズルークスを考える2(2019_01_12追記!)
前回はこちら外国でのスパイショット2週間くらい前に外国でのテスト中の次期デイズらしきクルマの写真が出ていました。画像からざっくり寸法を測ってみました。前面写真の偽装車はオーバーフェンダーではなさそうなので、横が今の軽自動車と同じ1475mm...

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