この記事のもくじ
静粛性向上作業を集めたワゴンR(MH34S)コーナーはこちら
静音計画1
静音計画2
静音計画3
静音計画4
静音計画5
静音計画6
静音計画7
静音計画8
静音計画9
静音計画ファイナル
帰ってきた静音計画
一旦フィナーレを迎えたような静音計画ですが、フロアへの施工をあまりやっていなかったのと、求めるレベルにはまだまだのレベルだったため、懲りずに静音を再開しました。今回使ったのは下記。
これは毛布ではなく、セイコーテクノのマイクロファイバー吸音材Zerony Websulerというものです。
1500mm x 600mmサイズで3300円くらい、1500mm x 100mmで550円でした。シンサレートを超える1000G/m2密度の吸音材だそうです。
分厚く(20mm)、しっかりしていて期待が持てます。
施工しました
静音計画2のようにフロントの両サイドのステップ部品を外します。
その後、運転席側右下の内装をヒューズボックス横についているプッシュピンを押して外します。死角にあるプッシュピンを取らずに無理やり外すと、プッシュピンが割れますので注意。
次はセンターコンソール下にあるドリンクホルダーを、左右のトリムクリップを外し、バコッと手前側に取ります。
助手席側の内装は発煙筒を外した後、引っ張れば取れます。
後はフロアマットを止めているピンが両側にあるのですが、内張り剥がしで取ります。
ピンを上から止めている部分に内張り剥がしを差し込んでめくる→ピン本体に内張り剥がしを差し込んで外す、と2段階に差し込めばすぐ取れます。コレ便利です。
ここまでやれば、フロントフロアの内張りがベロッと剥がれるので、そこに今まで入れていたニードルフェルトと防音シートに代わり吸音材を敷き詰めました。
この吸音材、上下がしっかり固められているのでハサミで切りやすいです。小さめに切ってもバラハラになることもなく、柔軟に施工しやすいです。
注意点としては、20mmと厚めなので、クリアランスの無いところに施工するときに若干大変かも、ということです。
余ったニードルフェルトは……
今まで敷いていたニードルフェルトは、運転席の下の梁の部分に穴が空いているので、そこに詰め込みました。
ここまでで吸音材Zerony Websulerが無くなりましたので、前席だけで作業終了。
リアの施工のために、下記の600G/m2の吸音材Zerony Websulerを90cm分買いました。またやってきたら試します。
600G/m2にしたのは、厚さが10mm~15mmということで薄めなのと、単価が1500mm x 100mmで300円と安かったため。また、色々な素材で静音を試してみたかったためということもあります。質より量とか、お金をケチッたわけではないです。多分。
期待の実走
さて内張りを全部戻したら期待の実走です!いつものコースで試してみた結果がこちら!
変わんね~!
変わったのは騒音測定機のインターフェイス(MIN MAXが数字で出るようになった)ぐらいでした。あと実測時、風が強かったのも多少影響していると思いますね!コンディションが悪かったですね!車のせいではない(アホ)!
これ以上はもう無駄なのか、リアのフロア施工したらレベルが下がるのか、後者に一縷の望みをかけ、吸音材が来たらリアの内張りを剥がして試してみようと思います。
コメント
こんばんわ MH34Sオーナーです。
楽しく読まさせていただきました。
読んでいて、あーまた静音化しようかなとうずうずしてきています。
加速時のエンジン音と風切り音くらいしか対処箇所が残ってないです。
はじめまして、コメントありがとうございます。
リンク先の大建の遮音材、安くて薄くて良さそうですね。
私のは激しい雨の日の天井からのノイズがまだ気になるので
この遮音材を貼り付けて静音化したくなりそうな気持ちを抑えています。
しかし、エンジン音は難しいですね。
フロントのインパネ部分がバコッと簡単に外せれば、バルクヘッドの鉄板にベタベタ遮音材を
貼れてスッキリしそうですが、外すのが複雑すぎて私のスキルでは無理でした(泣。
こんばんわ
エンジン音についてですが
エンジンルーム内のワイパー下部がプラスチックになっています。
ここにエンジンルーム側から制振テープをはっています。
インパネですがそのままで大建のシートを下から差し込む形で入れています。
簡単にカットできますので運転席側のインパネ下はカットしたモノを配線などの邪魔にならないように張り合わせています。
ターボ加速時、低音息がバッサリカットされています。
仕事でシーマにのってる友人から『シーマ同等』の評価をいただきました。
明朗さん
こんばんは。
色々アドバイスありがとうございます。
シーマ同等とはすごいですね。
最近同僚のC27セレナに乗ったら静かすぎて泣けてきました。
とはいえ、それでも施工前よりだいぶマシなので満足してはいます。